■解説
グランプリは、2018年4月度から2019年3月度まで投票によって毎月決められたノミネート作36本と特別投票（音楽番組）によって選出された3本の合計39本の中から、最大5本までを投票するという方法で決められた。
グランプリに選ばれたのは、NHKの「チコちゃんに叱られる！」。“マンネリ化した民放クイズ番組とはひと味違う”“叱られないように一緒に考えて楽しんでいる”“5歳というチコちゃんのキャラクター設定、造形が秀逸”といったコメントが寄せられ、投票者の幅広い支持を集めた。
第2位はTBSの「火曜ドラマ『義母と娘のブルース』」。“同じ母親として真剣に子育てする姿に感心した”“綾瀬はるかが、こんな役も上手に演じてびっくりした”など、物語や演技に対する支持を多く集めた。
第3位はテレビ朝日の「土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』」。“男性同士の純粋な恋愛ドラマとしてとても面白かった”“変に社会派にせず男女の恋愛と同じようにドキドキワクワクと楽しませてくれた”など、性の壁を超えたドラマとして評価が高かった。
今期のマイベストTV賞グランプリは、ベスト10に音楽番組「関ジャム 完全燃SHOW」「第69回NHK紅白歌合戦」が入り、ドラマ以外の番組にも熱い支持が集まった。