2022年4月度-月間ノミネート

ドラマ10「正直不動産」 NHK 得票数:111
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ NHK 得票数:97
映像の世紀 バタフライエフェクト(4月度) NHK 得票数:85

 
 
ドラマ10「正直不動産」 NHK

  • 不誠実な商談テクニック、その場限りの誤魔化しで適当に世渡りしてきたイイカゲン男が、ふとしたことから出会い頭のような天罰を受け、突然に嘘がつけなくなり生き方を変えざるを得なくなる……。というあからさまな荒唐無稽が、意外に好ましく、妙に響いてくるのは、山下智久をはじめとした役者陣の好演もさりながら、この嘘々した現実世界に私もうんざりしているからかも知れない。不動産あるあるの蘊蓄バナシは、単純に楽しめた。
  • 新しい切り口で不動産業界の裏側を見せて貰えたドラマだった。嘘をつこうとすると正直な言葉を吐かされてしまう主人公が可笑しくも清々しくもあり、結果、お客さんが満足する物件にたどり着く。毎回満足して見終わることが出来た。
  • 不動産業界のタブーに果敢に挑み、その内情が詳らかにされていく。ポップで楽しい展開に素直に毎週楽しみな番組だった。不動産業が頼もしい存在に見えてきた。

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ NHK

  • 10代の頃に親しんだ星新一の作品のドラマ化という事で大いに期待していたが、どれもこれも期待を越えてきた。短編ならではのエスプリの効いた展開に毎回唸らされた。
  • わずか15分でこのような充実したドラマが観られるとは驚きです。全話観ましたが、特に3話「不眠症」、15話「ずれ」が好きです。そうきたか~と唸る展開。柿本ケンサクさんが監督だったと思いますが19・20話「処刑」も面白かった。あっという間なのに起承転結が凝縮されていて濃い。朝ドラ・夜ドラ・イエナガ等々…15分は使いようですね。
  • 星新一のじわっと毒気が広がる感覚を映像でも味わえました(映像ならではの表現方法もあり唸りました)。納得のキャスティングで、特に滝藤賢一さんや林遣都さんは世界観を壊す事なく、広がりを魅せてくれるようなお芝居でした。

映像の世紀 バタフライエフェクト(4月度) NHK

  • 「ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生」。ウクライナ危機の最中にタイムリーに放送された番組。ベルリンの壁を倒した民衆のうねり、政治家メルケル誕生への連鎖を興味深く見た。同時に、メルケルが今のウクライナ危機をどう見ているのか聞いてみたいと感じる番組だった。
  • 4/18放送回は、昨年退任したメルケル独首相の半生を軸に発掘された貴重な映像でベルリンの壁崩壊を追随体験。壁の崩壊の瞬間、飛び上がって喜ぶ人々の映像と今、ウクライナで続く惨状とが相まって身を絞られる様な感覚を覚えた。
  • ウクライナへのロシアの軍事侵攻が続くいま、「ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生」が描いた東ドイツの歴史に引き込まれ、これからについても考えさせられた。

他に推薦された番組

プレミアムドラマ「しずかちゃんとパパ」 NHK

  • ろう者の父と健常者としてそれを支える娘の、明るくも少し切ない日常をコミカルに描いている。実直過ぎて不器用な道長とのラブストーリーや都市開発との絡め方も上手くて最後まで尻上がりに楽しめた。

火曜ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」 TBS

  • 父娘で婚活パーティーに参加し、結婚を前提にしないお付き合いを提案するという現実的でなさそうな設定ですが、上野樹里さんと田中圭さんの繊細なお芝居が魅力的で、キレイな映像と調和しとても素敵なドラマでした。辞書の編纂者の父松重豊さんと井川遥さんの恋も可愛らしく、言語学者だから語れる奥深い言葉がストーリーを色付け印象的でした。
  • 脚本が優しくて温かいのが良かったです。シングルパパ設定の田中圭さんの東村晴太がもどかしい役柄でモゾきゅんで毎週、晴太さんの恋心を応援しながら見守って楽しかったです。

ナンバMG5 フジテレビ

  • ヤンキーものだけどヤンキーをカッコいいものとして描いていないところがよかった。主人公がヤンキーをやめたがっているのに家族に言えない葛藤、友情など熱いドラマで、とんでもない設定だけど出演者陣の演技力でねじ伏せられる説得力があった。

雪国 -SNOW COUNTRY- NHK

  • 雪に包まれた美しいロケーションと端正に造形された俳優陣により、数多ある旧作に並ぶ映像作品になった。過剰な説明を排した脚本が、原作小説に更なる奥行きと現代ミステリーに近い味わいを与え、余韻が素晴らしい。

オシドラサタデー「俺の可愛いはもうすぐ賞味期限!?」 テレビ朝日

  • あざとさを男性でテーマにしたドラマは珍しかったので視聴しましたが、キャスティングの妙というかジャニーズの方を使う事で説得力がありました。適度にゆるく、悪い人が出てこないので癒し枠でした。

シリーズ横溝正史短編集 NHK

  • 毎回楽しみにしているシリーズ。今回も音楽との案出が素晴らしかった。池松金田一が初恋に動揺するさまがかわいらしかった。2話目の演出がとても好きだった

ドラマイズム「明日、私は誰かのカノジョ」 TBS

  • 見ていて辛い、でも先が気になって見ずにはいられないドラマだった。さまざまなタイプの女性が登場するけれど、みな生きづらさを抱えている。しかし最終的に何かしら前向きな出会いや選択をして成長し、ドラマの後味は清々しかった。
  • 実際に体験したことはないけど、私だっていつこうなってもおかしくないのだ、と思いながら見ていました。現代を生きる人間の隣には逃れられないつらさや苦しさが描かれていて、心に残っています。

木曜ドラマ「未来への10カウント」 テレビ朝日

  • かつてはボクシング高校四冠をとった木村拓哉さん演じる主人公が、不幸が重なりすっかり腐ってしまっているところから始まる。母校のボクシング部のコーチを渋々受けることになり、次第に昔の情熱を思い出していく様がとても良かった。生徒とのスパーリングで一瞬キラッと目が光るところには感動した。

日曜劇場「マイファミリー」 TBS

  • 初回から引き込まれました。誘拐を扱ったドラマや映画での犯人VS警察というセオリーではない作りが新鮮である。

ドラマシャワー「不幸くんはキスするしかない!」 tvk

  • 演技経験が余りない主演二人。低予算。最初は期待薄。しかし、全力投球のギャグの数々が可笑しい。加えて恋愛における打算と愛情って、中身は意外に骨太。繰り返しの視聴に耐える作品。

渋谷先生がだいたい教えてくれる TOKYO MX

  • 2部構成で前半ドラマ後半トークの新鮮な展開。アーティストが悩みに答えるところが、素の部分が見られてよかった。

真夜中ドラマ「今夜はコの字で Season2」 BSテレ東

  • ストーリーもしっかりありながら、割りとのんびりゆったりと夜観られるドラマでした。自分は体質的にお酒が飲めないのですが、コの字でこんな風に飲めたら楽しそうだな~!と思いながら観られて、とても楽しかったです。

ドラマ25「先生のおとりよせ」 テレビ東京

  • 向井理さんと北村有起哉さんのテンポがとても小気味良く、おとりよせを介して、各地のエピソードにも興味をそそられ2人のドラマストーリーとしても楽しめる。そんな1粒で2度美味しいような作品で神尾楓珠さんのキャラクターも興味深かったです。
  • 北村有起哉は相変わらずどんな役でも魅力的に作ってくるなと感心した。ただの飯テロ深夜番組にとどまらず生き様や人情やら、思わず涙することもあり、めっけもんな佳作。

木曜劇場「やんごとなき一族」 フジテレビ

  • 深山家のような家族が現実の世界にあるのだろうかというぐらいの非現実さに圧倒され、義姉の美保子にサウナ室に閉じ込められるとか、驚きの展開でのスタートに、続きが楽しみでなりませんでした。

水ドラ25「ソロ活女子のススメ2」 テレビ東京

  • 1が面白かったので期待して観ました。前よりもゲストが多くて会話が増え、少しソロ感が薄れたのが残念でしたが、淡々とした雰囲気や音楽も変わらず良くて面白かったです。

シンドラ「受付のジョー」 日本テレビ

  • アイデアの具現化でロジックでは見えてこない壁にぶつかる主人公にも、受付のホスピタリティに誇りを持つ社員たちにも親近感が湧いた。

ドラマプレミア23「吉祥寺ルーサーズ」 テレビ東京

  • 最初は舞台のような映像とセリフ回しが興味をひきましたが、しだいにシェアハウスに住む人たちの内面が描かれてきて、表に見せていない悩みが誰にでもあるよねと普段の自分の周りへの接し方を振り返ったりしていました。主人公・聡のコメディ部分が良かったです。

水曜ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」 日本テレビ

  • 働くことの楽しさを伝えてくれたドラマで、見ると前向きな気持ちを持つことができました。
  • 日陰部署に配属された新入社員が、持ち前の行動力で、憧れの人と再開するために出世コースを上っていく。要領が悪くても、精一杯考え、努力するマリリンがかわいくてしょうがないです。

ドラマ24「しろめし修行僧」 テレビ東京

  • 美味しそうなご飯のおかずとハナコ岡部の癒やし感。ぶりあんくんとの友情も泣けてほっこりできて深夜の癒やしドラマでした。

プラチナイト 木曜ドラマ「探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り」 日本テレビ

  • このシリーズが好きで毎回欠かさず観ていますが毎回笑わせてもらえます。主演の3人のやりとりは息が合っていて、ちょっと胸をざわつかせる様な怪しい雰囲気を醸す演出も面白さかなと思います。今作で登場した萩原利久さんの役がミステリアスで毎回何か怪しげという筋書きも面白かったです。

日曜ドラマ「金田一少年の事件簿」 日本テレビ

  • ただの殺人事件だけでは終わらず、事件が起きる背景まで描いた作品で、子供と一緒に楽しめる点が非常に良い作品だと感じます。主人公を演じた道枝駿佑さんの演技も上手く、とても楽しく拝見することができました。

ETV特集「ウクライナ侵攻 私たちは何を目撃しているのか 海外の知性に聞く」 NHK

  • 「ソ連崩壊後、民主派は一般の人たちを説得できなかった。」侵攻の真因を語るアレクシェービッチの話が重かった。この手のスタイルの番組はあまり好きではなかったが、初めて「これも十分ありだ」と感じた。
  • 海外から視点が興味深かったので、数あるウクライナ侵攻問題番組のなかで印象に残っている。

マツコ会議「ゲスト・江口のりこ」 日本テレビ

  • 番組宣伝で仕方なく、というところまで描きながら、個性的な二人のやりとりには、思わず納得してしまう面白さがあった。
  • 忖度など一切ない江口さんのトークが面白かった。マツコ×江口のりこでもっと何かやってほしい。

NHKスペシャル「やまと尼寺精進日記 ひとり生きる豊穣」 NHK

  • コロナ前の楽しい時期を知っているだけに、今どうしているか心配していたところだったので嬉しい放送だった。状況が変わっても、住職さんお一人で日々の生活を大切に明るく過ごしているのを見て、勇気づけられた。
  • 生活を楽しむこと、豊かに生きることとはこういうことなのだなと感じる番組だった。特別なことは何も起きないが心にしみた。

tvk開局50周年特別番組「ライブ帝国 ザ・ファイナル」 tvk

  • 懐かしい貴重なライブ映像を長時間に渡り放送されていて、tvkだから可能な内容ではと思いました。永久保存版だと思います。素晴らしい番組でした。

漫画家イエナガの複雑社会を超定義 NHK

  • レギュラーになって放送時間が短縮になったが、特番時代の良さを残しつつ、AIなどやや難しい分野のみならず日常生活により近しいテーマもたくさん取り上げてくれて、毎回楽しく観てました。

NHKスペシャル「数学者は宇宙をつなげるか abc予想証明をめぐる数奇な物語」 NHK

  • 数学界における超難問「abc問題」を見事に解いたという望月新一氏の理論については、正直ちんぷんかんぷんだが、この純粋な概念世界での思索活動にいそしむ、世界中の学者さんたちの情熱とエネルギーに素直に感服する。因みに「日本学術会議」の委員就任拒否決定を下した某政治屋さんなどには、この望月博士の世界的偉業の価値や意義など、全く理解できないのだろうなあ。
  • 正直、内容はわからないことばかりだった。しかし、自分の理解の範疇を遥かに超えた次元にいる数学者たちが、嬉々として難問に夢中になる姿は人間味に溢れていて面白く観た。

テレメンタリー2022「漂流の先~商業捕鯨再開4年目~」 テレビ朝日

  • 当時の安倍首相が、短絡的情緒的に踏み込ませた「商業捕鯨」。しかし例によって、そこには何ら明確なビジョンもなく、単なる思い付きのパフォーマンスでしかなかったために、かえって捕鯨業界を苦境に立たせてしまっている、という政治矛盾の様態を諄々と描く。しかしその政治的失敗に対して何の反省もなく、「それは従事される方が頑張られること」と平然とうそぶく元首相の無礼で無責任な姿に、またムッとしてしまう。

NHKスペシャル「忘れられゆく戦場~ミャンマー泥沼の内戦~」 NHK

  • NHKが粘り強くずっと息長く続けている、ミャンマー内戦の深刻で無惨な状況報道。これまでに何度か見ているものも多いのだが、新たに届けられてくる現地の映像や報告を見ていると、この苛酷な状況が好転するような、そんな気配すらないことに改めて暗澹たる気持ちになる。ウクライナへの国際的支援も大事だとは思うが、このミャンマー軍事政権の理不尽な暴圧に対し抵抗を続ける人たちへの、日本政府の傍観者的対応はどうにかならないものか。
  • ウクライナ戦争によって世界の関心が薄れてしまったミャンマーで続いている軍事政権と市民の戦いが今どうなっているのか。世界の報道は継続しなければならない。

有吉クイズ「ゲスト・蛭子能収」 テレビ朝日

  • 有吉さんは本当にやさしい方だなあと。できてもできなくても、覚えてても覚えてなくても、居てくれたらいいっていう気持ちは最大級のやさしさだと思いました。

Gメンバーの推薦番組

TVアニメ「SPY×FAMILY」 テレビ東京ほか

  • 原作を読んでいて、視てみたら完璧!オープニングから予告まで、見たいもの聴きたいものしかない、状態でした。OP、ED両テーマ音楽含めての世界で、間に挟まれる音楽のCMまで逃さず視聴しました。

日曜美術館「美は語る 激動のウクライナ」 NHK

  • 古代スキタイの遙か昔から、20世紀の農婦画家プリマチェンコに至るまで、彼の地の美術作品の変遷を辿っていくことで、その底深い精神性を培った民族の文化力を認識する。「オーストリア・ハンガリーに生まれ、ポーランドで育ち、ソ連で暮らして、今ウクライナで余生を送っているが、でも一度も私はこのリビウという街を離れたことは無い」という民衆ジョークは、耳に残った。

今野敏サスペンス「機捜235」 テレビ東京

  • このシリーズは中村梅雀さん演じる縞さんの独特の雰囲気が良い。今回のゲストの3人とも演技も良かった。事件の裏に隠されていた薬害の問題に苦しみ背負ってきた若者2人の気持ちを想像すると胸が痛んだ。バディが2組になったのも世界が広がって面白かったし、バディ同士のやりとり、特にラストのシーンが最高で見ているこちらも笑顔になり、後味が抜群に良かった。ずっと影のある雰囲気だったのが最後に明るい笑顔を見せた倉沢に、今後は幸せに活躍してほしいと思った。

「ワルイコあつまれ」 NHK

  • 元SMAP3人の高いバラエティスキルと、NHK・Eテレが蓄えてきた資源が、いい化学反応を起こし、子どもも大人も楽しめる秀逸で自由度の高い教育バラエティを作り上げた。海老名香葉子さんをゲストに迎えた「子ども記者会見」は、戦争体験を尋ねることで、戦争のむごさ、理不尽さをしっかり子どもたちに伝えていた。番組を製作するスタッフの芯の通った姿勢を感じた。

連続ドラマW「正体」 WOWOW

  • 主演の亀梨和也さんの、丹精込めた緻密な演技にとても感動しました。とても丁寧に演じていらっしゃったと思います。ラストの涙が忘れられません。作品にメッセージ性が強く、とても重い流れの中、亀梨さんの眼差しや佇まいにやはり主役を張れるだけの人だなとポテンシャルの高さを感じました。今後も亀梨さんの活躍が楽しみですし、また骨太なドラマを見たいです。

ぶらぶら美術・博物館「没後50年 鏑木清方展」 BS日テレ

  • 混み合う会場よりも、画の細部までしっかり映し出してくれる美術番組のありがたさ。コロナ禍以降、この番組には本当に助けられています。美人画でありながら、自分の好きだった明治期の思い出を作品に焼きつけていた清方。自作に星評価をつけるユニークな面も紹介され、家に居ながらにして清方を分かった気になれました。

最後の○○ ~日本のレッドデータ~「草彅剛が迫る最後の技術 第3弾」 NHK

  • 毎回、日本の素晴らしい技術に感嘆するとともに、それが風前の灯という現実に悲しくなります。ひとりでも多くの人に届いて欲しい番組だと思います。

種から植えるTV テレビ東京

  • 農業を身近に感じられ、農家の日常や厳しいことをしっかり伝えながらも,それでも農業が楽しそう…と思わせてくれる新しい番組だと思います。

「MUSIC BLOOD」 日本テレビ

  • 放送開始から1年。MCの二人のコンビネーションも良く、この番組だからこそ引き出せるゲストの魅力的もあり、神回が続いている。4月の放送では特に、キタニタツヤさんの放送回が印象的でした。

「木村さ~~ん!」 GYAO

  • 4月は平尾明慶さんとドックカフェに行ったり一緒にお買い物、防災グッズを買いに行く、自身のアルバムのアナログ盤を作るという内容でした。特にCDをアナログ盤にする回がよかったです。たくさんの機器やアナログ盤にする過程に興味津々、録音された音を聴いてそのクオリティの高さにビックリしている木村さんが可愛かったです。犬好きの木村さんがドックカフェに行って犬と戯れている姿も癒されました。

(掲載は順不同)

※2022年4~9月度投票に限り、上位3作品に選ばれた連続ドラマのコメントは、他の月度の投稿を含めて掲載している場合があります