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放送批評懇談会60年企画「Gメンバーに聞く、放送に求めること。そして放送批評とは?」

「放送批評懇談会 オンライン会員 Gメンバー」は、NPO(特定非営利活動法人)放送批評懇談会の活動に参加する「準会員制度」です。
当会が発行する『GALAC』6月号の特集企画にて、「Gメンバーに聞く、放送に求めること。そして放送批評とは?」というテーマでアンケートを行ったところ、たいへん多くのGメンバーの方からご回答をいただきました。まことにありがとうございました。

設問は以下の4つです(回答者名はペンネームまたは匿名など自由としました)。
「1.あなたにとってのテレビ、ラジオは今、どんな存在ですか?」
「2.あなたが今、放送に求めていることは何ですか?」
「3.これからの放送はどうあってほしいですか?」
「4.放送批評の役割とは何か?期待することとは?」

『GALAC』6月号には掲載しきれなかった番組および制作者へのエール、現在の放送への叱咤激励など、多様なご意見を紹介します。
(アンケート実施期間:2023年3月31日~4月10日)

小波(50代、女性)
【設問1】:テレビはリアルタイムで楽しみたい娯楽(スポーツ、ドラマ)等。ラジオは災害時の情報収集、ミュージシャンや文化人のインタビュー番組、地元のニュース等。
【設問2】:多数の人(特に幼児・高齢者)が手軽に視聴できる点で、社会倫理に気を配り、注意喚起情報を流してほしい。単純なネットニュースの後追いではない独自の取材と工夫があると良いのですが。
【設問3】:ニュース番組はより中立かつ正確に、スポーツ中継ではアナウンサーやインタビュアーの技量をもっと高めてほしい。総じて視聴者を馬鹿にせずエンタメに阿らない姿勢で番組を作ってほしい。
【設問4】:制作者に届く声は、批判ほど大きく聞こえてしまうものです。苦労に比して地味な番組、地方だけでしか視聴できない番組、そういったものに丁寧に光を当ててより広く知らしめてもらいたいです。放送を志す次代の人が増えるような活動が必要ではないでしょうか。そして逆に批判をし難いものへ厳しい目を向ける、阿らず、偏らずの姿勢も大切だと思います。

moryn39(50代、女性)
【設問1】:娯楽。
【設問2】:偏見の無い情報、楽しみの提供。
【設問3】:不特定多数に広く浅く気に入られる一過性の作品よりも少数でも特定の視聴者を喜ばせる様な挑戦的な作品を作って欲しい。
【設問4】:思いを込めて作られた番組を評価し今後に活かして行くため。

匿名(50代、女性)
【設問1】:気持ちに寄り添ってくれたり新たな気持ちを経験できるもの。
【設問2】:自分の中の大切なものを増やすこと。
【設問3】:人の心や命を大切にするために必要な事を伝えて欲しい。
【設問4】:ありがとうを伝えること。

匿名(40代、女性)
【設問1】:テレビはつけないという家庭も多いが、朝起きたらまずテレビをつけ、呼吸するように見ている。ネットとSNSで必要な情報は得られるようになったが、サブスクで狙った作品を見るのと違い、思いもよらない発見や感動がある。現在進行系で生(なま)の体験に近い視覚体験ができるエンターテイメント。
【設問2】:SNSと連動して多くの人と同時に楽しんで盛り上がれるコンテンツ。冤罪や弱き小さな者の声をすくい上げる報道。視聴者や視聴率に迎合し過ぎない独自の姿勢の番組作り。
【設問3】:特定の人気タレントやお笑いコンビをMCに据えただけで当たり障りのないマンネリな企画が多いように感じる。配信作品やSNSに追随するような番組はその場しのぎにはいいがいずれ衰退を早めそう。ドラマは脚本家のネームバリューに頼る時代は完全に終わったと思う。TVerの定着で時間や場所に囚われず見られるようになったのだか、少ない制作費でも心に残るドラマや、攻めたテーマの番組作りを頑張ってもらいたい。
【設問4】:SNSで常時行われているリアタイ批評が隆盛だが、月毎に区切り誌面化すること、良い番組、際立った作品をすくい上げる取り組みは、作り手にとっても励みになっているはず。月間賞の投票制度だが、ファンが多い特定のアイドルや男性タレントが出ているというだけの作品が賞を取ったり、選出されたりするのは公平とは言い難い。改善を望みます。

匿名(50代、女性)
【設問1】:自宅での時間を楽しく過ごすための1つのアイテムです。
【設問2】:娯楽番組は楽しめるもの。ニュースは正しく。
【設問3】:楽しめる番組をつくって欲しい。
【設問4】:今後の番組制作の参考。

匿名(50代、男性)
【設問1】:ラジオはわたしのパートナー。さまざまな言葉から、考えるきっかけをもらえる不可欠な存在。一方テレビは……。離れて20年余り経ちますが、いっそう残念な存在になってしまったと感じます。言葉勇ましい演者たちが空々しく怒鳴り散らし、画面を埋め尽くすワイプや字幕、仰々しい背景音楽といった演出表現でより過激になる。疲れるだけです。信頼して良いと感じる番組はますます追いやられているとしか思えません。
【設問2】:心やすらげる言葉や音楽、道しるべとなる確かな情報。
【設問3】:不安定さが強まる昨今にあって、不安をやわらげる存在となってほしい。
【設問4】:未回答

ゆうこ(60代、女性)
【設問1】:娯楽、情報収集。
【設問2】:地域格差をなくしてほしい。一部の地域では見られないという所謂「地方の壁」に泣いています。最近はTVer等配信で観ることもできますが、音楽番組はまずそれがない。地方局が購入してくれなければ観ることができないのが悔しいです。
【設問3】:あくまで個人的、主観的です←念の為。お笑い芸人、ジャニーズ、団体女子アイドルが出演していない、良質のドラマが観たいです。設問2とダブりますが地上派に限っては全国どこでも同じ放送がオンエアされることを望みます。せめてリアルタイム配信がもっと充実するように発展してほしいです。
【設問4】:批評という上から目線的な選定が実はあまり好きではありません。選出委員の方の目が公平とも思えません。数字がはっきりもの言えば必要ではないかもしれませんが、数字だけで割り切ると単なる人気で決まってしまうのも頷けません。なのでGALACはGALACという独自の目を持つものと理解しています。Gメンバーに登録したことで、地方では観られない、または観られるのに見逃していたこんな番組があったのだということを、リストを見て初めて知ることが多くなりました。

kubomi(60代、女性)
【設問1】:楽しみであり情報を得るものであり社会問題に気付かせてくれ考える機会を与えてくれるもの。
【設問2】:情報を正しく伝えありのままを報じて欲しい。バラエティ番組はそれこそバラエティにとんだものを作って欲しい。昨今はYouTubeのような投稿された映像をただ流しタレントが当たり障りのない短いコメントで済ませる番組の多さに辟易している。
【設問3】:昨今の報道番組の政府への腰の引けた作り方をどうか変えていただきたい。問題があってもきちんと意見の言えない報道はジャーナリズムと言えないのでは。結果的にそれは国民の知る権利を奪っており国のあり方にもかかわってくるのだから。そうは言っても首相動静で報道のトップの方たちが会食しているようでは絶望ですね。そしてドラマはもっと骨太なドラマを望む。その点配信ドラマのほうに見たいものが多い。また視聴方法の選択が幅広くなったので従来の「視聴率」のとらえ方を変えるべきでは。知っている人は知っているけれどいまだに「視聴率爆死」などという見出しを見るとこれでは良質なドラマは地上波からなくなるのは致し方ないのではと思ってしまう。
【設問4】:私的には日々テレビの中で流れている様々な番組を今一度振り返られるし自分と違う感想を見ると色んな視点に気づかされる。制作側にとってはより良い番組作りへ意欲がわくのでは。

ようちゃん(50代、女性)
【設問1】:娯楽。
【設問2】:楽しさ。
【設問3】:嘘のない世界。
【設問4】:視聴者の意見表明。

金木犀(50代、女性)
【設問1】:テレビ=情報源、娯楽、推し活のツール、ラジオ=移動時間のBGM、推し活のツール。
【設問2】:質の良い娯楽、ニュースの深掘り、世の中の動向とその深掘り。
【設問3】:配信に負けない面白いドラマ。世の中の動向を知らせて欲しい。日本人が作るエンタメのプラットフォーム。脚本家、監督、演出、俳優、カメラマン、音声、編集などなど、エンタメを作る人が育つように作品を共有できるプラットフォームを維持して欲しい。そしてそれらを海外のマーケットで売れるようにして、日本人のアイデアやセンスを広めて欲しいです。ネットの作品は、個人の嗜好に合う「おすすめ」しか出ないようにどんどん偏り、情報も作品も閉じた世界観で囲われて価値観の偏重を助長してしまうと思います。テレビやラジオは、その選択肢を広く提供して、たまたま見た番組、たまたま聴いたラジオが嗜好を広げてくれる存在であって欲しいです。
【設問4】:放送番組の作り手へ視聴者からフィードバックを行うツール。作り手への応援、改善のための意見、素直な感想など視聴者目線での受け手の思いを伝える場として、視聴率やアクセス数など数だけでは見えない思いを伝える事が役割だと思います。

二の腕(50代、女性)
【設問1】:娯楽と情報収集の場所。ログインIDやパスワードなどを入力しなくても、リモコンのスイッチ一つで大画面で視聴できることは大きい。
【設問2】:デジタル放送になっている今、地域で放送を分けることはどうなのかと思う。とくに関東ローカルでしか流れない番組などは全国放送やSNSなどで告知されても、見られない地方在住者には悲しいだけ。どこの地域の番組でも、どこでも見られるようにしてほしい。楽しさの共有です。
【設問3】:コンプラが大切なのはわかるけど、怯えて縛られすぎている気がする。配信のほうが面白いと言われても仕方がないけど、先に配信されたものが地上波に降りてくることもあるのだから、だったらそもそも地上波でも番組をつくり放送できるはず。一部の意見に怯えず、もっとアグレッシブになってほしい。
【設問4】:番組や放送局、キャストなどに忖度しない姿勢を貫き、あくまで番組の内容で批評なり各賞のノミネートなどをして欲しい。結局選ばれるのが「キャストの人気投票じゃん」が透けて見えるノミネートは残念に思います。

匿名(50代、女性)
【設問1】:一番身近な情報源であり、エンターテインメント。
【設問2】:ニュースやその他情報の正確性。またそれらの情報を色々な視点から解説し、公正性を持って報道してほしい。ドラマの質の向上を切に願う。
【設問3】:昨今の地上波ドラマの質低下が著しい。主役から脇役に至るまで同じ俳優の連投、しかも主要な役に力量のない俳優。気を衒っただけの浅い内容。有料配信の韓国ドラマなどと比べると悲しくなってしまう。脚本や映像、俳優陣の演技力の差に愕然となる。ドラマ好きな自分としては、地上波で良質なドラマを観たいと思う。
【設問4】:俳優の人気や視聴率に捉われることなく、良質なドラマを評価し続けてほしい。他社のドラマ賞などは俳優の人気投票かと思われるものや、審査員がちゃんと作品を観ているかを疑うようなものもあり、放送批評懇談会さんにはそれらの賞とは一線を画してほしいと思う。

匿名(50代、女性)
【設問1】:朝は時計代わり、夕方のニュースは一日の情報収集、夜は癒やしだったり、娯楽だったりします。
【設問2】:ニュースや情報番組には正確性と美しい日本語での表現。ドラマは優しさやあたたかさ。
【設問3】:ドラマのキャストは人気があるからという理由だけで選ばれた人が多いのが残念。視聴率重視ではなく内容重視になってほしい。贅沢をすることを美としたような情報よりはお金を使わずに楽しめるものの情報提供をしてほしい。少額の年金やひとり親で生活が困窮している家庭でも楽しめるもの必要では?といつも思います。なので必要以外は配信に行ってしまう。何百坪の家とかブランドものだらけのクローゼットとか外車数台とか自慢している芸能人とか聞いているこちらも心が貧しくなるような気がする。
【設問4】:いいものを作りたいと頑張っている方々が救われるような放送界であって欲しいです。いいドラマ、いいドキュメンタリー番組が視聴率争いで無くなっていくことが残念なのでそこをフォローしてほしい。

YUKI(50代、女性)
【設問1】:暮らしに必要なツールであり、身近なエンターテインメント。
【設問2】:正確で速やかな情報発信。
【設問3】:時代に合った多様なコンテンツの提供。
【設問4】:公平な視点による業界の向上。

キワモノ(40代、女性)
【設問1】:推し活。
【設問2】:事務所への忖度などのみえない、純粋に楽しめる番組。
【設問3】:事務所への忖度などのみえない、純粋に楽しめる番組。
【設問4】:ちいさな声でも届けること。

hiro(50代、男性)
【設問1】:「テレビ」はその時によって存在が変わります。時には生活の中での生きる糧(魅力的な連ドラに出会ったときなど)であったり、全く意識していない中で流れている媒体だったり、躍起になって知ろうとしなくても「あっ!」と知りたいことに気づかせてくれる情報収集媒体だったりします。ただ、新しい媒体が今後、いくら現れようと一般の人、普通の人(観手)が手に取れる規律のある「生」の媒体であり続けてほしいです。ただし、その規律はテレビ自体が自分で上げ下げ、左右、奥と手前に動かすことが出来るので、それを積極的にテレビという汎用な媒体の中で、面白い方向に動かしてほしいです(規律を動かすことは後で出てくる「境界線」でも言えます)。
【設問2】:今、求めていることは「変わらない」ことです。様々な媒体、動画配信などが出てくる中で、テレビにはテレビにしか出来ないことが山のようにあります。70年という時間を維持してきた「糧」と「経験」と「その時代での汎用さ」があります。その意味で「変わらない」で欲しいです。
【設問3】:観ている私たち、一般の人、普通の人(観手)にとってテレビがテレビの歴史の中で培った「汎用」を持ちつつ、観手には分からない、分からせてはいけない規律の中で、その規律をテレビが決めつつ究極の「汎用」になって欲しいです。
【設問4】:テレビの中でいえば、放送批評は、テレビと観手とを分ける境界線を見極める役割をしていると思います。批評というと良い評も悪い評もありますが、どちらも良心的に捉えれば、プロの作り手が投げかける作品に対して、一般の、普通の人(観手)がどう感じ取っているかを伝えることで、その作品の立ち位置が見えてくると思います。プロにはプロの視点、感性がありますが、観手との距離感を図るための指標が放送批評であり、それが作り手と観手との境界線を明確にしていくと思います。

yumipo(60代、女性)
【設問1】:情報収集、娯楽。
【設問2】:放送の公正さ。不正を正し、導く報道をしてほしい。権力側でない意見は報道せずにないものとしているように見える。
【設問3】:政府側の不正でもきちんと報道して糾弾できる公正なメディアであってほしい。
【設問4】:娯楽性だけでなく、社会問題を広く知らせて良い方向に啓蒙するような番組があった時にはきちんと取り上げて評価出来るという役割を期待します。

匿名(50代、女性)
【設問1】:楽しみ。
【設問2】:楽しさ。
【設問3】:面白いドラマ。
【設問4】:良い作品作りのための指標。

齋藤葵(20代、女性)
【設問1】:生活の一部・情報収集・娯楽・研究の対象。
【設問2】:教養・娯楽性・速報性。
【設問3】:画一化されないバラエティ番組・配信に負けない面白い、話題性のあるドラマ・教養を養える番組(社会情勢や芸術など多岐にわたる)。
【設問4】:新たな価値観の提示・放送の未来の可能性を広げる、参考にするため。

みかし(50代、女性)
【設問1】:癒やし。
【設問2】:話題になるようなドラマで、みんなと楽しさを分かち合いたい。
【設問3】:癒やしを与えてくれるようなドラマ。
【設問4】:制作スタッフ、出演キャストへの叱咤激励。

匿名(50代、男性)
【設問1】:娯楽ではあるが、人生において必要不可欠なもの。
【設問2】:自由な制作体制から生まれる新しい放送表現。
【設問3】:報道の自由という大原則を再確認し、改めて報道の自由を守ること。政権や大衆に忖度しないこと。報道だけではなく全ての放送作品に自由を。
【設問4】:制作者への厳しい意見から応援まで、多くの意見、感想を伝えていくべき。放送批評懇談会としても、全ての番組への意見を視聴者も制作者も読めるようにする、など。

雨(40代、女性)
【設問1】:推し活。
【設問2】:推しの出演。
【設問3】:視聴者も出演者もスタッフも、全ての人が嫌な思いや大変な事がなく、楽しんだりドキドキしたりできるエンターテイメントとしての番組と、生活に必要なニュースの正確性があって欲しい。
【設問4】:番組への思いを表す場、それが放送番組の発展や、スタッフ出演者の励みになると嬉しいです。

匿名(50代)
【設問1】:娯楽、情報収集。
【設問2】:面白いドラマや映画を放送してもらいたい。ニュースでは正確な情報を迅速に放送することを求めています。
【設問3】:現在の放送局は政治的な中立性が損なわれていると考えます。一見中立に見えても、実は「放送しないことで特定の政党の悪い部分を国民に知らせない」という偏りが生じているため、真の中立性を保った放送を行ってほしいです。同様に特定の芸能事務所に対する忖度のようなものも見えるので、それもなくしてほしいです。
【設問4】:政治的、あるいは特定の芸能事務所等への忖度のあるテレビ局に対する刺激。

komachang(50代、女性)
【設問1】:娯楽です。受け身の娯楽といいましょうか。流しっぱなしにしていると普段自分からは見に行かないものに出会えます。
【設問2】:良質なコンテンツ。NHKスペシャルや情熱大陸など時間をかけた番組が好きです。できれば偏ってほしくないのですが、最近はなにか偏りを感じるものが増えてきました。
【設問3】:雑多な雑誌みたいな媒体であってほしいです。ただ、ファクトチェックはしっかりしてほしいし、ネットからのそのまま転載した動画ばっかりの番組とかはどうなのかと思います。あと、ニュースで引用するならそれなりにリース料は支払ってあげてほしいですね。取材する代わりに利用しているのですから。
【設問4】:叱咤激励や感謝をSNSに書きっぱなしの文章ではなく、キチンとした(なかなか書けませんが)文章で伝えられる場ではないでしょうか。

まおまお(50代、女性)
【設問1】:娯楽.生活の潤滑油。
【設問2】:真実、憶測はいらない。
【設問3】:特にワイドショー、忖度ない事実を教えてほしい。内輪ウケはいらない。
【設問4】:テレビやラジオが好きな人の思いを番組に関わった全ての人に伝えること。

匿名(50代、女性)
【設問1】:日常にとけこんでいるもの。見たいものがなくてもつけてしまう。
【設問2】:公正で正確な情報を知らせてほしい。どこのテレビ局もいろいろなしがらみがあって本当の情報を知らせてくれていないと感じる。
【設問3】:忖度のない俳優を起用して面白いドラマを作成してほしい。特定の事務所に配慮する配役ではなく、本当に実力のある俳優が演技するところを見たい。
【設問4】:本当にいい番組を評価すること。その指標を明確にすること。いろいろなメディアなどが行っている賞などはとても忖度を感じるので、評価した指標をできるだけ数値化し、客観的な指標で評価してほしい。

カンパネルラ(60代、女性)
【設問1】:娯楽と情報収集、習慣。
【設問2】:楽しさ、情報の正確さ。
【設問3】:スポンサーがあるものだけでなく、社会的に必要なものを報道して欲しい。バラエティなどの娯楽はとても発想が貧しい。
【設問4】:作り手への批評と激励。

Fれいこ(60代、女性)
【設問1】:BGM、現代の情報収集、バーチャル旅行、温故知新、お家カラオケ。
【設問2】:ニュース報道で思うのは、どのチャンネルを選んでも、似たりよったりの内容なのが気持ち悪いです。色んな角度から報道してこそ、多重的に物が見えるのに、今のニュースは国民をおバカにしているようにしか思えません。
【設問3】:ライフハック的な情報はこまめに流して欲しい。ドラマはなかなか面白いものに出会えない。漫画原作を全て否定するわけではないけれど、視聴者に媚びない、作りたいドラマを見せて欲しい。知的好奇心を満足させてくれる番組は、やはりNHKに敵わないようだが、民放も健闘している番組があるので期待したい。ただ、芸人を使えば視聴率が取れるでしょうという姿勢には辟易する。よほど一般市民にこそ深い言葉が聞ける気がする。
【設問4】:その道の専門家ばかりでなく、市井の人の声を取り上げることで、バランス良く放送を俯瞰して見られるのだと思う。誉めるべきは大いに誉め、苦言も臆せず呈することで、放送人の励みになれば良いと思う。

きいつ(40代、男性)
【設問1】:推しの活躍を知るデバイス。
【設問2】:推しの活躍。
【設問3】:リアルタイムで観ることはほぼありません。視聴率という考えなしに、観たいものだけを観ていきます。
【設問4】:サブスクとの共存。

匿名(50代)
【設問1】:ドラマやバラエティは楽しみ、ニュースや情報番組は知識や情報を得るための手段。
【設問2】:扱う内容についての正確さと視聴者に対する誠実さ。
【設問3】:身内受けするものを作り制作者側の自己満足で終わるのではなく、視聴者の視点を意識した、分かりやすく優しく面白い放送であってほしい。
【設問4】:あかんものはあかんとはっきり指摘すること。

おけら(70代、女性)
【設問1】:70代ですが、ネットにどっぷりであまりテレビを観ません。
【設問2】:ドクター物、刑事物、弁護士物とジャニーズとか芸人とか俳優以外で視聴率が取れる物ばかりに頼っているドラマ&バラエティだから心底楽しめません。本当に上手な役者さんのお芝居が観たいです。韓国ドラマに出来て日本のドラマに出来ないのが情けない。
【設問3】:ジャニーズやバラエティに呆けてないで、世界の話題、日本の問題にももっと目を向けてほしい。そうそうイギリスで問題になっているジャニーズの問題が日本でないことになっていることが不思議でならない。
【設問4】:私が知らないだけかも知らないけれど、ごめんなさい、もっとテレビ番組に対する厳しいお目付け役になってほしい。

ドラカリス(40代、女性)
【設問1】:おもしろい番組こそ終わってしまうのがテレビ。たいした魅力もないジャニーズタレントだらけのテレビ。だんだん見なくなってきた
【設問2】:真実を追求するニュース番組。政治家に乗っ取られていないニュース番組を見たい。
【設問3】:誰も見ないから放送しない、ではなく、絶対に見てもらいたい、という強い意志を感じる報道番組がみたい。
【設問4】:制作者が真に良い番組を作成することに意義を見出せる場。

keiko(60代、女性)
【設問1】:娯楽、情報収集、大好きな人の姿を楽しむなど……。
【設問2】:ニュースの速報性は大切。でもまだ確定してないことを専門家でもないコメンテーターがあれこれ言うのは必要ない。また発言が間違っていたことがわかったなら日にちが経っていてもキチンと訂正してほしい。
【設問3】:正確で役立つ情報の発信。ドラマやバラエティは多くの人に楽しんでもらえる(視聴率が取れる)ことを意識し過ぎて焦点がボケてる気もするので、一部の人にしか刺さらなくても上質で面白いものを作ってほしい。
【設問4】:人の意見を見てそんな受け取り方があるのだと気付かされることもある。自分の感性は大事にしつつ、人の批評を参考にするのはよいことだと思うので、極端な悪口などは論外として色々な批評を公平に掲載してほしいと思う。

みぃ子(50代、女性)
【設問1】:情報源、別世界の擬似体験、社会勉強。
【設問2】:心に残る物語。
【設問3】:視聴率に左右されない上質な内容のもの。作り手が作りたいものが見られるもの。
【設問4】:良いものは評価されるんだという事実が明らかになること。

匿名(50代、女性)
【設問1】:情報収集。
【設問2】:正確な情報。
【設問3】:新しい情報発信。
【設問4】:番組が正当に評価される場。

ちわ(50代、女性)
【設問1】:幼い時は祖母と時代劇を見る同じ娯楽でしたし、災害の時は情報源になったりします。今は情報源でもありますが、推し活をすることになり、遠方ですが知人も出来ました。テレビは「今のわたしを作った欠かせないツール」です。
【設問2】:特にないです。現代はSNSなどの発達により、情報はたくさん流れて来ますし、放送でしか伝えられない事を広げていっていただけたらと。
【設問3】:ドラマが好きなので、王道も異色なドラマも見たいです。最近は30分ドラマが増えてきました。地方発信のドラマを全国ネットで見られたらとは思います。
【設問4】:いろんな意見は貴重だと思いますので、是非ともどんどん言って欲しいです。

オーロラ(60代、女性)
【設問1】:色んな事柄の情報収集、楽しみ。
【設問2】:情報の速報性、多様な情報と映像。
【設問3】:情報の正確さ、各局同じニュースの使いまわし(映像)……同じ所が制作しているのがわかるので各局の独自のものを。多様性といいながらも起きた事柄に対して同じ対応、感想がおかしいし多様性があってもよいのではないか? 昔のようにドラマが1クール以上のものもあっても良いと思う。スペシャルの長時間番組が各局同じ時期に重なり過ぎるので観るのが面倒です。
【設問4】:現場で実際に制作されている方は大変だと思います。個々の熱い想いが番組に反映されるように無意味な苦情やアンチな批判に屈することなく頑張って作りあげてください。

匿名(50代、女性)
【設問1】:ドラマはいろんな俳優さんの活躍を見る楽しみ。素晴らしい内容の作品に出会えた時は、とても気分が豊かになる。そう言った楽しみを得る対象。
【設問2】:ニュース番組がほぼ、ネットニュースの後追いとなっている。ネットで数日前に話題になっていた内容を数日経ってから放送している。初めて知る人もいるかも知れないが、もう終わった話題を今頃?と思う事が多すぎる。掘り下げた内容ならいざ知らず、ネットで流れた内容と変わらない。ニュース番組のネタ拾いの場所がネットになっているからと思われるが……もっと速報性のある、内容の深いものを流して欲しい。
【設問3】:ウソのない内容。ドラマはウソだが、ウソくさいのは見ていられない。現実世界として見られる内容。
【設問4】:番組がどう見られているか、制作側が知る機会(制作側が作りたいものだけを作っていれば、受け入れられない、見て貰えないものとなる)。

匿名(50代、女性)
【設問1】:ラジオは、過剰な演出を感じないので信頼できるというか、安心して聴けるし、パーソナリティの素の部分もうかがい知ることができて楽しい。目当ての番組がないときでも、家事や仕事の合間になんとなく聴いている。生活のお供という感じ。テレビは、好きな人が出ている番組以外ほぼ見なくなった。昔はザッピングしてあれこれ見ていたが。
【設問2】:公平で嘘のない(少ない)、真に視聴者の利益になる番組が見たい。たとえば、政党と宗教団体に関する報道番組。大手芸能事務所に忖度しない音楽番組やドラマ。故ジャニー喜多川氏の性加害問題も取り上げるべき。原発事故(2011年)後の各局報道にも感じたが、こういった沈黙や偏向が本当に怖いなと思う。
【設問3】:ニュースでもエンタメでも、特定の人物や組織におもねる番組制作をやめてほしい。公平性、透明性を極力確保してほしい。
【設問4】:近年テレビに不信や失望を感じることが多いのですが、個人がSNSなどで声を上げても残念ながら無力です。貴会におかれましては、良いものを良いと評価する一方で、良くないものは良くない、おかしいことはおかしいと、ぜひ提言していただきたいです。どうかよろしくお願いします。

うっちぃ(50代、女性)
【設問1】:娯楽であり、情報源でもありますが、なにより仕事の緊張感からの解放の場で、エネルギー源です。
【設問2】:情報に向き合う誠実さと、多様性を持った意見を認める場であること。
【設問3】:放送に関わる皆さんが、一人一人教養と責任感を持って、発信してくれること。
【設問4】:放送が一方向になり、一つの権威となることを防ぐ役割。

あかね(40代、女性)
【設問1】:推しのお仕事を見る場のひとつ。
【設問2】:ネットに流されない、ちゃんとした取材を基にしたニュース。安らぎと娯楽の提供。
【設問3】:地方と中央の格差をなくして欲しい。地元密着も大事だが、地元に欲しい情報、全国に欲しい情報の感覚が、制作側と受け取り側で齟齬があるように感じる。関東のグルメを何時間も見せられても地方民は全く面白くありません。
【設問4】:素晴らしい作品に出会ったときに、その感謝を述べる場。評価に値する作品を正当に評価する場。映画にはアカデミー賞があるように、テレビに放送批評があるのはいいのでは。名称はもう少しソフトでもいいと思うが。

もも(30代、女性)
【設問1】:娯楽。
【設問2】:癒やしと彩りと躍動。
【設問3】:何かしら未知の世界を見せてくれるもの。
【設問4】:番組制作者への励まし、激励。

のりちゃん(60代、女性)
【設問1】:テレビは娯楽。ラジオはドライブ中に聞くもの。
【設問2】:ニュースは正確、公平性。エンタメは見る人を明るくさせる。
【設問3】:映画のような単発ドラマに力を入れて欲しい。バラエティは、暴力やパワハラがない、見ていて明るくなるような番組にして欲しい。
【設問4】:人それぞれに好みがあるからこそ、個人が自分の意見を伝える場。

かずちしお(50代、女性)
【設問1】:生活に欠かせないもの。
【設問2】:地方局と中央局の中身の差の縮小(朝の番組中で突然地元の局の放送に切り替わり、見たい情報・エンタメ等見られなくて残念に感じるため)。
【設問3】:有料配信のものが多くなってきているため。一般の民放・NHK、もっと頑張って欲しい!
【設問4】:匿名のSNS上ではなく、実名を登録したうえで発言するので、本当の声を届けられること。

匿名(50代、女性)
【設問1】:日々の生活でなくてはならない物です。
【設問2】:正しい情報。
【設問3】:誰もが観られるテレビなので、テレビでしかやれない物をやって欲しい。
【設問4】:質の高い放送を供給するための存在。

匿名(50代、男性)
【設問1】:人生に刺激や彩りを与え、世界を拡げてくれる存在。
【設問2】:ニュースの信頼性、世の中を良くする為に資する情報の発信、世界で起こっている喜怒哀楽の共有、知的好奇心を刺激する情報の発信。
【設問3】:民主主義をしっかりと守る存在で、今の日本に、世界に必要なことは何かを視聴者に問題提起できる存在であってほしい。誰もが情報を発信できるようになった今、ファクトの拠り所であってほしい。それが民の暮らしを守り、幸せに暮らす礎になる。
【設問4】:メディアの機能の1つが権力監視であるならば、そのメディアという権力を監視する役割が放送批評である。世の中の価値観は移ろいゆくが、その時代にふさわしい倫理や表現、扱うべきテーマ、表現などを議論し、制作者や局の経営者に提示し番組作りや制作ポリシーに影響を与え、制作者を叱咤激励し、より視聴者から信頼され、楽しませ、勇気づけられる存在に昇華させていく役割だと考える。

匿名(30代、男性)
【設問1】:娯楽、情報収集、生活の一部。
【設問2】:楽しさの共有。
【設問3】:配信に負けない面白いドラマ。全ての番組が全国共通で見られる工夫。
【設問4】:番組への思いを形にする。

さくら(40代、女性)
【設問1】:朝、夕の食事の時につけておくもの。
【設問2】:放送局の忖度無いもの。
【設問3】:放送局の忖度無いもの。
【設問4】:未回答

匿名(30代、女性)
【設問1】:テレビ:日常の楽しみ。ラジオ:学習の機会。
【設問2】:安定的に手軽・安価な学習機会を提供すること(とくにNHK Eテレ、ラジオ)を希望します。
【設問3】:スポーツはオンラインの視聴機会も増えていますが、契約が有料のものも多く、アクセスできないこともあるため、国際試合などは地上波での中継も粘り強く続けてもらいたいです。また、再放送で改めて面白さに気がつく作品も多いため、繰り返し視聴したくなるようなテレビドラマを今後も制作していただきたいです。
【設問4】:視聴率・聴取率・再生回数で好成績を残した番組がクローズアップされやすいですが、そのような評価軸では埋もれてしまう作品をしっかりと取り上げるのが放送批評の役割ではないでしょうか(もちろんこれまでもそういった役割を担ってこられたと思います)。放送批評がおこなわれることは、制作スタッフへの励ましになるだけでなく、その結果番組を知らなかった視聴者にも届く可能性が高まると思います。また、多様なコンテンツがあるなかで、放送が生き残っていくためにも、ポジティブ/ネガティブ、双方の批評が今後も重要になると考えます。

peach(50代、女性)
【設問1】:推しの出演番組を追う推し活の一貫。
【設問2】:スペシャルな情報。ちょー面白いドラマ。
【設問3】:世界中にファンがたくさんできるような、美しく面白いドラマを作ってください!
【設問4】:かなり大変な環境で制作されているスタッフさんキャストさんが、少しでも報われる瞬間を届ける。

匿名(40代、女性)
【設問1】:遠くまで足を運ばなくても劇場公演やスポーツに触れられる媒体。
【設問2】:中立の振りをしない、立ち位置を明確にした報道番組。
【設問3】:一方的なメディアスクラムから脱することのできる番組。
【設問4】:特に期待していない。

匿名(30代、女性)
【設問1】:娯楽、情報収集。
【設問2】:ニュースの速報性、楽しい番組、スポーツ中継。
【設問3】:配信に負けない面白いドラマ、知的好奇心を満足させてほしい。
【設問4】:放送番組へのよい刺激、制作スタッフを励ますこと。

匿名(50代、女性)
【設問1】:小さいころからテレビっ子です。今も変わりません。テレビは今までもこれからも最高の娯楽です。ラジオも同じです。学生の頃、深夜にずっと聞いていましたが大人になってからはあまり聴かなくなりました。それが、最近また聴くようになりました。「ながら」聴きができるところが最高に良いところ。家事をやりながら、趣味をやりながら、PCに向かいながら、ラジオはよき友です。
【設問2】:テレビは楽しいのが一番。もちろん、ニュースの速報性は欠かせませんが、娯楽としてのテレビを考えると「楽しい」以上のものはありません。ラジオも同じです。
【設問3】:いざという時に頼りになるのがラジオ。災害時は身も心も頼りにしています。非災害時(日常)は知的好奇心を満たしてくれるような、スポーツの熱さを伝えてくれるような、なくてはならないもの。その基本はやはり「楽しい」気分にさせてくれること。
【設問4】:とかく「テレビ離れ」が指摘されている昨今。良い番組を作り続けてくれる方々を後押ししてくれるような、前向きに頑張れるような励ましを。

ひろこ(50代、女性)
【設問1】:楽しみの1つ。
【設問2】:娯楽。スポーツ中継。教養。
【設問3】:配信に負けない魅力的なドラマ。
【設問4】:制作、スタッフに番組への感想等を伝えられる。

匿名(60代、女性)
【設問1】:コロナ禍中では唯一の癒やしであり、情報源でした。だいぶ落着いてきた今は、お出掛け先を選ぶための情報源です。
【設問2】:WBCの時のように、皆で盛り上がれる!楽しい時間を共有したいです。
【設問3】:配信コンテンツが増えて、地上波は苦戦気味ですが、観たい!と思える番組作りをしていただきたいです。
【設問4】:より良い番組を作るための放送批評だと思います。制作スタッフの方々のやる気スイッチを入れてくれると思います。

匿名(40代、女性)
【設問1】:毎日の楽しみ。ラジオも、散歩や通勤のお供。
【設問2】:情報を広く共有できること。エンタメの魅力を伝えること。
【設問3】:知的好奇心を満足させてほしい。
【設問4】:偏った考えでの番組作りへの警鐘。良い番組は良い、など正当な評価のため。

匿名(40代、女性)
【設問1】:好きな番組以外はただBGMとして流すようなものになり、昔ほど釘付けになったり、見なきゃならないものではなくなった。
【設問2】:全国放送ドラマなのに番宣番組が関東や関西ローカルの無意味さ。見て欲しいのはそこの地域だけか?
【設問3】:みたいと思わせてくれる番組を是非。
【設問4】:世間の声も届けて欲しい。

匿名(50代、女性)
【設問1】:楽しみ。情報収集。感情を動かす。刺激。頭の体操。
【設問2】:情報の正確性と偏りのなさ。大人向けの歌番組。ドラマやバラエティ番組の質。
【設問3】:ちゃんと歌える人が出演する、大人が楽しめる良質な歌番組が増えてほしい。
【設問4】:視聴者側の思いを伝えること。制作側の努力が届いていることを伝えること。

小池俊夫(70代、男性)
【設問1】:[テレビ]ニュースを中心に、世の中の動きを概観する手段として。もう一つは、気に入っているドラマを楽しむため。[ラジオ]深い探究などをする場合は別として、普段の仕事や作業をしている時の、気の置けない友だちのような存在。音楽番組を含めて、流れていることが「日常」になっている。
【設問2】:「放送の中立性」を巡って、国会でも(殆ど時間潰しに過ぎないものに矮小化されてしまいましたが……)議論がありました。改めて「本当の中立とは何か」を明確にしたうえで、信念を持った放送を期待します。政府の主張をなぞることが中立ではありません。賛成論と反対論を同数並べればいいなどは、子どもじみた形式論に過ぎません。権力の誤りを糺す、付和雷同や無関心を啓発するといった、放送が当然果たす役割が疎かにされています。どの局も似たようなメンバー(キャスターも、コメンテーターも出演者も)で、「お笑いに落とし込めばいい」という風潮を危惧します。
【設問3】:{設問2]への回答と重複しますが、放送を生業とするものとしての矜持を大切にしてほしいです。配信やサブスクなど多様な手段が用いられています。テレビ、ラジオの放送局も、それらを活用しています。そうした中で、テレビとは何か、ラジオとは何かを常に「問う」姿勢が不可欠です。また、アナウンサーとは何なのかも改めて考究してほしいものです。アナウンサーが踊ったり歌ったりと、芸能人化しています。短い数年の局アナで、すぐにフリーになる傾向も強いです。「職業としてのアナウンサー」を、きちんと考えて仕事に就いてほしいものです。
【設問4】:放送の提供者・制作者と表裏一体となって、よりよい放送、望まれる放送を作っていくための「同志」だと思います。

匿名(60代、男性)
【設問1】:テレビ:教養を深める。ラジオ:ながら、災害時の情報収集。
【設問2】:NHKは民放のような軽薄なお笑い、ひな壇番組はどんなジャンルでも止めるべき。有料に見合う番組つくりをしてもらいたい。朝ドラ、大河の題材、台本が稚拙。再放送を流して、新作は2年か3年に一本にするといい。毎日クローズアップの番組はないと思う。民放はいまのままでもよい。
【設問3】:サイエンス、教養を深掘りする番組。各道府県をまたいでアマチュアスポーツが観戦できるようにしてほしい。災害関係の準備啓蒙。防犯、犯罪抑制。騙されやすいZ世代以降の若者が悪への道に取り込まれないようなショート番組を常に流し続けることが大事。スマホのタップから悪への道を歩いているようなので。「ちょっと待て!そのタップが悪の道!」など。
【設問4】:おそらく、ゆとり世代の制作側にはいろんな意見は通じないでしょう。勝手にうけると思って制作しているのでしょうが、こちら側ではうけてもいない現状を理解させることは無理でしょう。好き勝手な批評を続けましょう。

匿名(40代、女性)
【設問1】:好きな俳優やアーティストの出演を楽しむもの。
【設問2】:例えば先日のWBCやオリンピックなど国民が注目する話題に対して全局同じ時間帯全てそれ一色になることをやめて欲しい。その話題に興味のない人間もいる。取捨選択できる情報を提供して欲しい。
【設問3】:視聴者を馬鹿にしないしっかりした作りのおもしろいドラマを作って欲しい。ひとつの事務所に偏りのない公平な音楽番組を作って欲しい。
【設問4】:きちんと観てるぞ、きちんと作ってくれという制作サイドへの楔。

匿名(50代、女性)
【設問1】:テレビ→コロナ禍の前から大切な存在。配信も見ますがテレビ画面で見ることが多い。ラジオ→ほとんど聞かない。
【設問2】:ニュースは信じられない。ワイドショー的な番組はTwitterの後追いばかりで面白くない。テレビはどうなってしまうのか? ドラマが好きなのですが量産体制に入っていてこちらも過渡期。若いクリエイターや俳優をたくさん見られるのは楽しみでもあるが、その分ハズレも多い。地上波無料放送でもクオリティの高い作品を見たい。
【設問3】:配信と同様の丁寧に(お金もかけた)ドラマが見たい。あとスポンサーに気を使わない配役で。CMタレントを主役にするのはやめてほしい。
【設問4】:冷静な目で。スポンサーや特定の事務所に忖度したドラマなどを高評価する組織票には今まで以上に厳しくあってほしい。

つぶあんこ(60代、女性)
【設問1】:朝の時計代わりと暇つぶし。
【設問2】:偏りのない情報発信。
【設問3】:とりあえず推しをより多く見ることができるといいなと言うことと、知らないことを教えてくれると嬉しい。
【設問4】:番組への思いの吐露の場。

いなみる(50代、女性)
【設問1】:推しを愛でる重要な手段でアイテムです。
【設問2】:ニュースであれば信憑性や公平性を求めます。スポーツは大きな大会など見せてくれると嬉しいです。
【設問3】:歌番組はテレビ局ならではと思います。もう少し番組数が増えると楽しいと思います。あと色々なご意見あるとは思いますが、ピンポイントの需要に答えるNHKの番組にも期待します。
【設問4】:見る目聞いている人がある、声を上げる機関があるプレッシャーは何においても必要と思います。ファンはより声を届けたい、届けるツールがあるのは嬉しいです。

キミ(40代、女性)
【設問1】:人生で最初に出会うエンターテイメント。
【設問2】:放送内容の偏りが気になります。
【設問3】:ここ最近、ドラマ枠が増設されていますが、大半が見るに耐えない内容です。沢山あり過ぎ見切れないのもあるため質の良いドラマを制作して欲しいです。
【設問4】:一般視聴者が声をあげられる場所。

匿名(30代、男性)
【設問1】:情報収集の手段の中で、テレビ・ラジオの利点は、受動的に収集できる点にあると評価している。明確な目的や意図がなくとも、とりあえず、なんとなく、情報収集を始めることができる。接した後、問題解決をしてもしなくても良い、感動してもしなくても良いという点では、家族や親しい知人との会話のような存在といえる。
【設問2】:自分と異なる価値観、自分と異なる生活様式など、普段、日常生活では接しない情報を提供すること。
【設問3】:公平で、偏りなく、映像・放送ならではの技術をいかして、事実を伝えること。
【設問4】:ふとテレビやラジオをかけると、その特性上、だらだらと観続け、聴き続けてしまう。さながら、書店で、出版社が売りたい平積み書が目に留まり、読みたくもないのに立ち読みしているような感覚である。書籍には、売れ筋や表彰によって玉石の選別がされるが、放送番組では、ビジネスモデル上、そうはいかない。放送批評の役割は、発信者の不健全な思惑から受信者を守る、最後の砦のようなものだと考えている。

匿名(50代、女性)
【設問1】:疲れた心を癒やしてくれるもの。情報収集。
【設問2】:優しい放送。正確性。偏りのない公平な考えのニュースや情報番組。
【設問3】:設問2と同じことを求めています。関東だけの番組も地方でもみたいので頑張って欲しい。一部地域と言われるとがっかりする。
【設問4】:番組の応援と視聴率が悪くても楽しみにしている人もいるよというのを伝えたい。ただの素人なので 専門家のような批評は書けませんが、一般の人の感想も大切だと思うから。

叶野ゆめは(20代、女性)
【設問1】:推しを見る大切な大切な時間。
【設問2】:西垣匠くんが映っていること。
【設問3】:地震速報のテロップだけは重要視する。他は楽しければOK。
【設問4】:番組への思いを形にすること。

まみた(50代、女性)
【設問1】:ラジオは聴かないです。テレビは、生活のお供、三度の飯と同じくらい大切な情報収集であり、生活に潤いを与えてくれる娯楽です。
【設問2】:ニュースの正確性、公平性。ドラマには夢をもらいたい。
【設問3】:年代を問わず身近にあるのがテレビやラジオなので、もっと災害時には有益で、平時には楽しませてほしい。
【設問4】:偏向報道の監視。求められていることを作り手に繋げる。

くう(50代、女性)
【設問1】:大好きな癒やし。
【設問2】:楽しくなること。
【設問3】:ドラマが大好きなので、概念にとらわれず、自由な発想で作ってほしい。
【設問4】:番組の励みになったり、反省点を教えてもらうもの。

以上

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