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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
重い病気の子ども達のための“そらぷちキッズキャンプ”を伝えた一連の報道
- 授賞理由
- 小児外科の医師が北海道滝川市に、重い病気や障害を持つ子どもでも安心して楽しめる専用キャンプ場を造ろうと計画しました。その医師の死後も計画はボランティアたちによって引き継がれ、施設は完成しました。8年間にわたってローカルのワイド番組の特集やドキュメンタリー、実話に基づくドラマで伝えてきた取り組みは、広い意味での報道活動として受賞に値します。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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北海道テレビ放送
- 放送日
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2004.5.25〜2012.9.22
- 作品内容
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小児科医の横山清七さんが立ち上げた「そらぷちキッズキャンプ」は、病気の子どもたちが、医師や看護師のサポートのもとで安心して遊べる常設の専用キャンプ場を北海道滝川市に作る計画だ。巨額の資金を必要とする計画は実現不可能とまでいわれていたが、自らもがんと闘いながら夢を描く横山医師や、仕事を辞め滝川市に移住したスタッフ、そして施設建設から運営まですべて寄付でまかなうという「そらぷち」の方針に感銘を受け、取材を続けた。2004年に夕方ニュース枠で特集を放送し、そらぷちを題材にしたスペシャルドラマの制作を経て、本格始動したそらぷちが節目を迎えた2012年にドキュメンタリーを制作。8年にわたる取り組みとなった。
- 出演・スタッフ
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【プロデューサー】数浜照吾【ディレクター】宮井由紀子、田中智祐、竹内絵梨子、和嶋利典【ドラマ演出】多田健
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
続・市営散弾銃射撃場 鉛汚染問題における一連の報道
- 授賞理由
- 射撃場から広がる土地の鉛汚染に長期にわたり向き合った粘り強い取り組みです。ある時は問題に素直な眼差しを向け、行動を起こした女子高生の姿を息遣いが聞こえるほど克明に追うことで課題を平明かつ細やかに表現し、またある時は記者自身の視線で鋭く俯瞰的に問題を見詰め、ついには行政をも動かしました。地域に密着したメディアならではの優れた活動です。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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伊万里ケーブルテレビジョン
- 放送日
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2012.8.3〜2013.3.18
- 作品内容
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佐賀県伊万里市の市営散弾銃射撃場で使用された弾丸による鉛汚染が、場外の農地にまで広がっていることが判明。2011年度はその問題点と課題を放送してきた。しかし1年が過ぎても市は対策を取ろうとしない。その理由は対策にかかる多額の費用だった。どうすれば市は対策に乗り出すのか。そこへ、報道を見た地元・県立有田工業高校デザイン科の生徒が「デザインで鉛問題を解決したい」と行動を起こした。その様子を伝えながら、鉛汚染問題を解決した先進地を紹介し、鉛回収への気運を高めようと制作した。取材結果は随時、定時ニュースや特集番組で放送した。
- 出演・スタッフ
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【制作・演出】大鋸あゆり
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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南相馬市小高区の農地復旧における一連の報道
- 授賞理由
- 福島第一原発事故後警戒区域に指定された南相馬市小高区の農地は1年以上放置されました。警戒区域の指定が解除され、農地復旧に取り組む農家を9か月間取材。津波により海水を被っただけでなく、灌漑設備も壊滅したなかでも諦めない農家の人々が、期待と苦悩を胸に試験作付けや農地組合活動に汗する姿を、淡々と丹念に報道しています。いつ農業が再開できるのか、その日はいつかがわからないなか、希望を捨てない農家に寄り添う取材姿勢は高く評価でき、今後の継続取材にも期待します。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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福島放送
- 放送日
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2012.5.22〜2013.1.26
- 作品内容
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福島第一原発事故の影響で警戒区域に指定された地域の多くは、その後の区域再編で住民の立ち入りが可能となった。しかし、避難によって1年以上放置された農地の復旧は、遅々として進んでいない。そんな旧警戒区域のひとつ、南相馬市小高区は津波の被害も大きく、沿岸部では農地はもちろん、灌漑設備もほぼ壊滅した。しかし、故郷での農業をあきらめない農家たちは、再開に向け努力を始めた。その過程をとくに避難住民に広く知らせるため企画・制作した。夕方のニュースを中心に報道したほか、30分の特別番組を制作。計7回にわたって報道した。
- 出演・スタッフ
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【制作】鎌田侑樹
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
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OTVスーパーニュース シリーズ企画「復帰を知る」
- 授賞理由
- 沖縄の本土復帰40周年の2012年、復帰とは何だったのかを、当時を知る人々に取材し、多角的に伝えたシリーズです。なぜ復帰の日は5月15日かといった視聴者目線のテーマのほか、米軍基地問題が解決しないまま今につながる実態が浮かびあがる内容も多く、視点に確かな時代性と社会性を感じました。復帰後生まれの県民がほぼ2人に1人の割合になった現状を踏まえ、若手の報道部員が取材、「復帰を知らない世代が向き合う」とうたった手法も高く評価されました。
- 部門
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報道活動
- 放送局
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沖縄テレビ放送
- 放送日
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2012.1.9〜12.19
- 作品内容
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2012年、沖縄は本土に復帰して40周年の節目を迎えた。今や、報道部員の大半は復帰後に生まれた世代となった。取材者自らが復帰を知らないことを認識した上で、異民族統治の時代を生き抜いた人たちと向き合うことが必要と考えた。米軍基地返還を求めながら希望が叶わず挫折した人、厳しい現実に直面しながら希望を胸に歩み出した人。沖縄の歴史的事件や事象にスポットを当て、当事者を探し出し、取材を進めた。夕方のローカルニュースで全21回にわたって放送したほか、5月15日の本土復帰記念日には1時間の報道特別番組などを放送した。
- 出演・スタッフ
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【ニュースデスク】末吉教彦【アナウンサー】平良いずみ、佐久本浩志【記者】安谷屋貴英【編集】古謝有智
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
太平洋核実験被害の真実を伝える「放射線を浴びたX年後」映画自主上映を含む報道活動
- 授賞理由
- 1954年、アメリカが行ったビキニ水爆実験。被曝したのは第五福竜丸だけではありませんでした。汚染を知らされないまま漁を続けた1千隻以上のマグロ漁船。水揚げされたマグロは廃棄されました。しかし、乗組員の継続的な健康診断や人的補償は行われず、やがて放射能検査も中止され、全ては闇の中に葬られました。200万ドルの提供と引き換えに政治決着がなされたためです。それから30年余。高知県の高校教師、山下正寿さんと高校生たちが聞き取り調査を始めました。漁師の体は蝕まれ、多くの人が世を去っていました。南海放送がこの活動に注目し、本格的な取材、報道を開始したのは2004年のことです。以降9年間。取材班はアメリカ原子力委員会の秘密文書の存在を明らかにするなど継続的な取材・報道を行います。この間に制作したドキュメンタリーは6作品、ローカルニュースでも折にふれ告発を続けました。それらの集大成として2012年に制作されたドキュメンタリー映画「放射線を浴びたX年後」。映画は原発事故後の日本社会に大きな反響を呼び、自主上映の波が全国100か所以上に広がりました。地方局の粘り強い報道活動が、各地で今もメッセージを伝えています。
- 部門
-
報道活動
- 放送局
-
南海放送
- 放送日
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2012.1.29〜2013.3.31
- 作品内容
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1954(昭和29)年、アメリカが太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験により、同じ海で操業していた1000隻以上の船が被曝した上、日本の上空に放射性物質が降り注ぎ、日本中がパニックとなった。しかしその事実はいつの間にか「第五福竜丸」1隻の被害とされ、人びとの記憶から消え去った。取材を始めたきっかけは2004年、「もうひとつのビキニ事件」の実態解明調査を続ける元高校教師との出会いだった。以来、同年の「わしも死の海におった」から2012年の「放射線を浴びたX年後」まで、2本の全国放送を含め6本のドキュメンタリーを制作。2005年にはアメリカでの上映も行った。2012年9月には、この事実をより多くの人に知ってもらい、市民による調査・掘り起こしを呼びかけるため、番組を映画化。全国100か所以上で自主上映を行っている。
- 出演・スタッフ
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【プロデューサー】大西康司【ディレクター・監督】伊東英朗
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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YKK AP企業(シリーズ2本)「映画と窓」「文学と窓」
- 授賞理由
- 見慣れた窓を、映画と文学という視点から色彩豊かに描いた作品です。洋画のワンシーンのような映像が綴られる「映画」篇では、人生の数々のドラマと窓辺の関わりを実感します。「文学」篇では、ともすれば重厚になりがちな活字のシーンが、テンポある展開とナレーションによって軽やかな仕上がりに。製造業とはモノを作るだけではないというメッセージも伝わってきます。
- 部門
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CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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エンジンプラスYKK AP電通,ビルド・クリエイティブハウス
- 時間
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(90”)
- 作品内容
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さまざまな年代、ジャンルの映画からインスパイアされた窓辺の印象的なシーンを集め「窓をつくることは、窓辺をつくること」と結ぶ。カフカ、太宰治、ツルゲーネフの作品から、窓が印象的に使われているシーンを引用。「窓は日常を、文学にする」というコピーで締めくくる。生活のすぐそばにあり、毎日を少しステキなものにしてくれる存在である窓。映画の名シーンになぞらえたり、名作文学の一節を引用して紹介するなどして、窓の持つ価値を再認識してもらうのがねらい。
- 出演・スタッフ
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【クリエイティブディレクター】石川透【プロデューサー】日向直樹【ディレクター】平井邦彦【プランナー】町田聖二【コピーライター】中里耕平
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ムラタ漢方梅花五福丸(シリーズ3本)「バッティングセンター」
- 授賞理由
- 高齢のおばあちゃんたちが、商品名を大声で叫びながらバッティングセンターで高速球をガンガン打ちまくるその姿は、文句なしに面白く、見ていて気持ちがすっきりします。飲むと元気になるという健康食品のこのCMで日本に元気を注入したいという目論見は、見事に達成されました。企画者、制作者の皆さんに心より拍手を送ります。何度も繰り返し見たくなるCMです。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
電通クリエーティブXムラタ漢方電通
- 時間
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(45”)
- 作品内容
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梅花五福丸は、梅エキス配合の健康食品。90歳近いおばあさんが、商品名を叫びながら時速150キロの球をガンガン打ち返す。バッティングだけでなく、華麗なグラブさばきで捕球もこなす。お年寄りがこんなに元気な国は、まだまだ大丈夫。見た人すべてががんばろうと思えるCMを狙った。
- 出演・スタッフ
-
【クリエイティブディレクター】荻友幸【プランナー】谷村槙子【プロデューサー】伊東愛美【ディレクター】早川伸明【プロダクションマネージャー】宮本理香
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ナイキジャパンNIKE BASEBALL「宣誓篇」
- 授賞理由
- 甲子園球場での選手宣誓のシーンから始まり、毎年見ているおなじみの風景だと思っていると、「宣誓!我々は……というか僕に注目してください」と意外な展開に思わず注目させられます。「集団に埋もれて自分を失うのはもうやめ……」と型破りな宣誓は続きます。このCMは「自分」のための努力が結果的にチームのためになるという企業のメッセージが表現されている秀作です。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
AOI Pro.ナイキジャパンWieden+Kennedy Tokyo
- 時間
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(60”)
- 作品内容
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野球大会の選手宣誓を行う青年。「宣誓。我々は……というか、僕に注目してください」。意外な言葉に、観客、応援団、記者、カメラマン、野球解説者、そして中継の模様を聴いた人びとは驚きざわめく。ベッドでマッサージを受けていた野茂英雄は、テレビから流れてきた宣誓の言葉に驚いて頭を上げ、タクシーの中でラジオ中継を聴いていた上原浩治は、大胆な宣誓に笑みを浮かべる。自分のための努力が結果としてチームのためになる、というナイキからのメッセージを伝える。
- 出演・スタッフ
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【エグゼクティブクリエイティブディレクター】Caleb Jensen、長谷川踏太【コピーライター】Andrew Miller、久山弘史【アートディレクター】真木大輔
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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全日本空輸60周年 企業(シリーズ3本)ココロノツバサ「DELHI篇」「MYANMAR篇」「NY篇」
- 授賞理由
- はるか異国の地名は、それだけで人の想像力を駆りたててやみません。デリーで働く決意をした女性と告白にとまどう男性。ミャンマー赴任に揺れる部下と背中を押す上司。NY留学を言いだした小学6年の娘を抱える両親。平穏な日常にさざ波が立つ瞬間を捉えた30秒のワンカットストーリーが、ココロノツバサにふさわしい心の機微を、静かに鮮やかに描きあげています。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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ロボット全日本空輸電通
- 時間
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(90”)
- 作品内容
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デリーで働く決意をした女性。恋人はその決断を応援する。部下がミャンマーで働くことになった。まだ少し揺らぐその背中を上司が押す。ニューヨークに留学したい、とダンスが好きな小学6年生の子どもが言い出した。子どもの成長に気づく父親。それぞれの心の機微を描き、人の心の翼が広がる瞬間を30秒のドラマとして切り取った。
- 出演・スタッフ
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【クリエイティブディレクター・プランナー・コピーライター】高崎卓馬【ディレクター】真田敦【カメラマン】上田義彦【音楽】高木正勝【プロデューサー】須藤江理
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2012.4~2013.3(平成24年度) 第50回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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クロスカンパニーearth music&ecology(シリーズ3本)2012春「運ぶ篇」2012初夏「ノコギリ篇」2012盛夏「ボート篇」
- 授賞理由
- CMは時代と共に生きていることを改めて実感させてくれる作品です。大震災から1年を迎えた後のシリーズで、春には森、初夏には海辺、盛夏には穏やかな海上へと展開するシーンに、制作者の細心の配慮とともに勇気を感じます。大自然の美しい映像と力強いコピー、キャスティング、ピアノ音、作品の中の全ての要素から、復興、再生、生きる力へのメッセージが伝わります。
- 部門
-
CM
- 制作会社・広告主・広告会社など
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ギークピクチュアズクロスカンパニーシンガタ,トレードマーク,電通西日本
- 時間
-
(90”)
- 作品内容
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草原で木々を運びながら、浜辺でのこぎりを挽きながら、海をボートでこぎながら、宮﨑あおいのモノローグが流れる。「世界はぶっこわれ続けている。でも今この瞬間、生まれ続けてもいる」「生まれ変わる予定はありません」「100年後、きっと私はいません。そう思ったら強くなれました」。この瞬間、今を生きている、というメッセージを伝える。あした、なに着て生きていく?
- 出演・スタッフ
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【クリエイティブディレクター・プランナー・コピーライター】権八成裕【クリエイティブディレクター】八木泰介【コピーライター】児島令子【ディレクター】細野ひで晃
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