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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
82歳、タミ子さんの奮闘記
- 授賞理由
- 何よりも市井のおばあちゃんの、元気あふれる、そして愉快な姿に、無条件に魅きつけられます。今の世の中にもの申すドキュメンタリーは数多いけれど、何よりも笑いに昇華させて、愚痴をいうのも申し訳なくなる主人公の、前向きな姿勢を見事に描きました。こうした素材の発掘は、日常の番組作りの中における努力があってこそ。そうした積み重ねの集大成でもあり、ラジオのパワーをいかんなく発揮できる好企画だったと思います。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
南日本放送
- 放送日
-
2002.5.27
- 時間
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20:00~(34分)
- 作品内容
-
鹿児島県隼人町で食料品や日用雑貨を扱う「中村ストア」を経営する中村タミ子さんは82歳。42歳のときに夫を亡くしてから女手ひとつで商売を始め、持ち前の元気と明るさで店を切り盛りしてきた。大型スーパーが進出する中、お客との楽しい語らいを大切にする「中村ストア」は、人情とあたたかみのある店として地域になくてはならない存在となっている。タミ子さんの泣き笑い人生と新たなチャレンジを、日常の奮闘ぶりとともに描く。2001年、81歳にして初めてチャレンジした「商工会女性の主張大会」への出場。周りに元気を与える主張は、大きな反響を呼んだ。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】采野吉洋【制作】中間芳昭【演出】布袋貴代江
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
情報ラヂオ・スパイス!
- 授賞理由
- 中国・瀋陽の日本領事館に駆け込み事件をおこした北朝鮮難民家族が、韓国に無事到着したニュースを受けて、難民問題に取り組んでいます。ウイークデーの情報生ワイドですが、この番組の優れている点は、「いまリスナーが知りたいこと」をその日のテーマに設定し、特急電車のような駆け足番組ではなく、リスナーが納得できるよう、各駅停車方式で内容を深めるという制作方針にあります。この日のゲストは現場を踏んでいるジャーナリスト石丸次郎。難民問題の実状が詳しく語られます。生ワイドはともすれば安易に流れがちですが、この番組はレギュラーの情報コーナー枠にも神経がゆきとどき、出演者・スタッフ全員の熱意と努力が伝わってきます。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
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2002.5.23
- 時間
-
15:30~(123分)
- 作品内容
-
日替わりの番組テーマを設定。それに沿って政治、経済、国際、スポーツなど幅広い分野のゲストやコメンテーターを招いて、最新情報を交えながらじっくりと伝える。今回のテーマは「亡命相次ぐ…北朝鮮難民問題」。この問題について長期に取材しているジャーナリスト石丸次郎をゲストに迎え、詳しく話を聞いた。またリスナーが少しでも疑問に思ったことを解決していけるように、ゲストがリスナーからの質問に答えるコーナーも設けられた。
- 出演・スタッフ
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【出演】リピート山中、魚住由紀、石丸次郎【制作】一谷牧男【演出】千葉猛
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
Matthew's Best Hit TV
- 授賞理由
- 「マシュー南」というキャラクターを得たことによって藤井隆のお笑いの才能が全開。バラエティのおもしろさは、登場人物の魅力と構成の妙であることを教えてくれました。テンションの高さを維持しているところも特筆ものです。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
全国朝日放送
- 制作会社・広告主・広告会社など
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吉本興業
- 放送日
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2002.4.3~
- 時間
-
23:15~(55分)
- 作品内容
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日本人でオーケストラのチェリストを務める父と、英国人で元伯爵家令嬢の母を持つ、世界を股にかけるエンターテイナー・マシュー南がくりひろげるバラエティ。仕事中のアーティストに叔母・レミが手作り料理を振る舞う『マシューケータリング』、懐かしのスターを敬意をこめて紹介する『ベストヒットソング』、ヤングアイドルとぶっちゃけトークを楽しむ『ベストヒットジェネレーション』、東京・赤羽のスナックを実況する『スナックゆかり』などのコーナーで構成。
- 出演・スタッフ
-
【出演】Matthew南、高橋克実、平野レミほか【演出・プロデューサー】西村裕明【プロデューサー】片岡秀介、古瀬彩【アシスタントプロデューサー】西本誠【総合演出】斎藤敏豪【チーフディレクター】堤本幸男
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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映像'03「消えたアリバイ~滋賀・日野町殺人事件」
- 授賞理由
- 絶望的に困難な無期懲役囚の再審事件を冷静に丹念に追った取材姿勢を評価します。捜査力の落ちた地方警察で、死因さえ異なる杜撰な取調べで検挙された冤罪事件は、まだあるのではないかと思わせる鋭い告発番組です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
-
2003.3.17
- 時間
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24:35~(60分)
- 作品内容
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1984年12月、滋賀県日野町で老女が殺され、金庫などが奪われた。強盗殺人事件として捜査が進められ、3年後、阪原弘さんが犯人として逮捕された。阪原さんは当初否認するが、主張していたアリバイが崩れたため、やがて自白、しかし裁判では再び無実を訴えた。「冤罪」を主張する男性の事件の発生から裁判、そして再審請求までを取材し、冤罪を生む構造に迫る。
- 出演・スタッフ
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【制作】山本利樹【演出】里見繁
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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美の巨人たち150回スペシャル「横山大観生々流転」
- 授賞理由
- 巨匠・大観の傑作「生々流転」の描かれた時代状況や作品成立の背景を通じて、大観の目指した近代日本画とは何だったのかを多角的に探りました。1枚の絵から一巨匠の全貌を解きほぐした企画・構成力を高く評価します。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
テレビ東京
- 制作会社・広告主・広告会社など
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日経映像,ネクサス
- 放送日
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2003.3.15
- 時間
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22:00~(30分)
- 作品内容
-
横山大観の「生々流転」は、長さ40メートルを超える長大な絵だ。生命の源である水の滴りが山肌に滲み込み川へと注がれ、長い時間をかけて大河となり荒波渦巻く大海に注ぎ込む、その水の一生を描いた大作である。大観はなぜこの絵を描いたのか。時代的な背景とともに、その作画法の秘密、志を同じくした仲間や表具師、筆職人との関わりなどを通じて、大観の目指した近代日本画とは何だったのかを探っていく。
- 出演・スタッフ
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【出演】小林薫【プロデューサー】川幡浩、佐多庸仁、松本博之【演出】白井まみ子【構成】青木研次
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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NNNドキュメント'03「スーパーモデル御用達~ニッポンの筆世界に挑む」
- 授賞理由
- 国際競争の荒波を受け、葛藤しながらも、日本のものづくり精神にこだわり、地方を世界に向けて元気に発信する化粧筆工場の親子経営者を追いました。地元企業を見守りつづけた地方局のこだわりを結実させた秀作です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
広島テレビ放送
- 放送日
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2003.2.23
- 時間
-
24:25~(55分)
- 作品内容
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戦後日本の成長を支えて来た製造業。しかし値段の安い中国・韓国勢力の台頭で日本の“ものづくり”は空洞化の危機にある。“ものづくり”を支える中小企業はどう生き残っていけばよいのか。そのヒントを探る。筆の町、広島県熊野町。筆づくりの技を転用した化粧筆で、世界シェア7割を誇る町工場がある。しかし、そこに至るまで、町工場は常に倒産の危機に直面していた。“勝ち組”を目指す親子の足跡を追い、その生き残り策を描く。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】窪田等【プロデューサー】望月公正【脚本・構成・ディレクター】堀川惠子【音効】渡辺真衣
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ドラマW「センセイの鞄」
- 授賞理由
- 歳の離れた男女のぎこちない恋の行方を、コミカルにそして情感たっぷりに描いた久世光彦の演出と、等身大の女性を現実味豊かに表現した小泉今日子の演技が秀逸。味わい深いファンタジックな大人のラブストーリーです。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
WOWOW
- 制作会社・広告主・広告会社など
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カノックス
- 放送日
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2003.2.16
- 時間
-
20:00~(115分)
- 作品内容
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月子(小泉今日子)は37歳でひとり暮らし。結婚を焦ることもなく、ひとり美味しいツマミと日本酒を楽しむマイペースな女性。ある日、行きつけの居酒屋で高校時代の国語の担任だった「センセイ」(柄本明)と再会する。30以上も歳の離れている2人だが、酒の肴の好み、人との間の取り方、頑固な性格がよく似ている。ふたりはゆっくりと時を重ね、互いの想いを育んでいくのだが…。
- 出演・スタッフ
-
【出演】小泉今日子、柄本明、樹木希林、加藤治子、モト冬樹、豊原功補、木内みどりほか【制作】大村英治、藤田純夫【演出】久世光彦【原作】川上弘美【脚本】筒井ともみ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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鉄くずキラリ
- 授賞理由
- さじ投げロボ、胴上げロボなど鉄くずで役に立たぬロボットを作り続ける六十男。週に1度、面倒をみている父親は自作の歌を全て忘れた元歌人。「何もあらへん、能天気」という主人公に惹かれました。とにかくおもしろい。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
中部日本放送
- 放送日
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2002.11.9
- 時間
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15:40~(74分)
- 作品内容
-
「自身の生き甲斐」を見つけ出せない中高年は、老後をどう生きていけばいいのか。ひょっとすると、そのひとつの理想形がここにはある。理想と呼ぶにはあまりに問題が多すぎるのだが…。岐阜県七宗町に住む鈴木俊輔さん(61)。ひとりきりの工場で一点ものの機械の設計と製作を行っていたが、60歳を機に仕事を辞めた。現在は趣味のロボットを朝から晩まで作っている。決して役に立たないロボットばかり。そんな鈴木さんだが週に1度はひとり暮らしの父親を訪ねる。ここへ通うことは決して欠かすことがない。
- 出演・スタッフ
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【演出・制作】藤井稔【構成】松永英隆
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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小さな島の片隅で 原爆小頭症信子
- 授賞理由
- 一家離散、7歳の知能で56歳になった原爆小頭症の信子さん。指のない右足と内臓疾患を抱え死よりもつらい孤独地獄に生きています。無邪気な笑顔を見るたびに、この国の思いやりの貧しさが惻々として胸を打ちます。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
中国放送
- 放送日
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2002.9.29
- 時間
-
24:50~(55分)
- 作品内容
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原爆小頭症とは妊娠3か月までの胎児のうちに近距離で被爆したことが原因で頭が小さく生まれてくる障害。そのほとんどが知的障害を伴い、内臓や四肢に異常のある人も少なくない。広島県大崎下島に住む、原爆小頭症患者・小草信子さん(56)は、みんなからノブちゃんと呼ばれている。20歳のときに広島大医学部で受けた検査では7歳8か月程度の知能と診断され、生まれつき右足には指がない。差別の目を恐れ、母は2人の姉を連れて島を離れ、残った兄も中学卒業後まもなく家出。残された娘の面倒を1人で見続けてきた父親は1992年に他界。ひとりぼっちになったノブちゃんは、誰もかたづけることのない部屋でゴミといっしょに暮らしている。核兵器が人間の「身体」のみではなく、「心」や「家族の絆」までも破壊してしまう現実を見つめるとともに「核の罪」について考える。
- 出演・スタッフ
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【ナレーション】中村克洋【制作】徳光国弘【脚本・演出・撮影】平尾直政【編集】小野瀬幸喜
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2002.4~2003.3(平成14年度) 第40回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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NHKスペシャル「海上自衛隊はこうして生まれた」
- 授賞理由
- 幕僚監部の金庫に秘蔵されていた、海上自衛隊誕生についての機密文書。この文書と生存者の証言から旧海軍との人的連続性を指摘し、海自がシビリアン・コントロールを無視して創設されたことを明確にした点を評価します。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
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2002.8.14
- 時間
-
21:00~(50分)
- 作品内容
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海上自衛隊海上幕僚監部の金庫に、幕僚長だけが読むことができる機密文書がある。3800ページに及ぶ膨大な資料は、海上自衛隊が旧日本海軍の流れを受け継いでできた組織であることを物語っている。この機密文書を公開し、海上自衛隊が創設されるまでを、関係者の証言を交えて描く。
- 出演・スタッフ
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【制作統括】本保晃、藤木達弘【構成】右田千代【取材】小貫武、笠間毅、稲川英二、大庭隆司
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