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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
サンデースペシャルラジオドキュメンタリー「愛は死にますか」
- 授賞理由
- 故・遠藤周作の順子夫人に焦点を合わせ、夫と生きた半生を振り返る作品です。高齢化社会に必然の「老いと孤独」。それを乗り越えられたのは、「今も夫と一緒…愛は心に生きているから」。穏やかに語る夫人の言葉が心に響く秀作です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
-
1999.11.28
- 時間
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19:00~(60分)
- 作品内容
-
遠藤順子さん(73)は1996年に他界した遠藤周作の夫人。周作は若いころから肺を病み、晩年は夜を徹して腹膜透析を管理するなど、順子さんがその生命を預かる日々だった。夫を失った悲しみを乗り越え、順子さんは輝きに満ちている。「愛」をキーワードに、その秘密の一端を探る。
- 出演・スタッフ
-
【出演】遠藤順子、瀬戸内寂聴【出演・演出】水野晶子【制作】今道彰
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
ラジオドラマ「モーツァルトの秋」
- 授賞理由
- 末期ガンで余命数か月の妻を自宅で介護する夫。短い時間を向き合い味わって生きる日々は美しく感動的です。脚本、演技、音響効果、技術、ともに優れ、それらのアンサンブルを見事に結実させた円熟の演出が光ります。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
東京放送
- 放送日
-
1999.11.13
- 時間
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20:00~(60分)
- 作品内容
-
篠原(小林桂樹)は音楽教室を開く妻(岸田今日子)と猫とで悠々自適の隠居生活を送っていた。ある日突然妻が倒れる。病名を言わない医師に、篠原は不安を抱く…。
- 出演・スタッフ
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【出演】小林桂樹、岸田今日子ほか【制作・演出】岩澤敏【脚本】井沢満
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
THEKYOGEN~か・た・りとロックのコラボレーション
- 授賞理由
- 広く知られたエリック・クラプトンの愛の物語をテーマにして狂言とロックを融合させ、独自の音の世界の構築に成功しました。そのミスマッチは極めて刺激的で新鮮です。その旺盛な冒険精神に改めて敬意を表します。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
エフエム京都
- 放送日
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1999.5.29
- 時間
-
20:00~(60分)
- 作品内容
-
伝統芸能でありながら斬新な狂言。その“ことば”に着目し、ジョージ・ハリスンの妻、パティ・ボイドとエリック・クラプトンの不倫を、狂言仕立てで綴る。
- 出演・スタッフ
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【出演】茂山千三郎、佐野恵里【制作】森津晃四郎【演出】鳥井孝彦
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- DJパーソナリティ賞
- 受賞作品
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やまだひさし「やまだひさしのラジアンリミテッド」(エフエム東京)パーソナリティとして
- 授賞理由
- 双方向や横方向(リスナー同士)の情報交換が錯綜する中心にいて、「やまだひさし」はハイテンションで気合いの入ったトークを展開、見事な捌きをみせます。相手のふところに飛び込むようなインタビューのうまさは抜群で、時には泣かせ、また笑わせてくれます。従来のDJ・パーソナリティの枠を超えた表現力、演技力で聴き手を飽きさせません。新時代が生んだ新感覚系のパーソナリティとして賞賛に値します。
- 部門
-
ラジオ個人
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
やまだひさしのラジアンリミテッド「Y2K対策チームにリスペクト!裏方isビューティフル!ガッツリ影ながらいいことしたんだぞ」
- 授賞理由
- 2000年問題が無事にすんだ陰には大勢の人びとの地味な努力がある。ふだんの生活のなかでも、私たちを支えてくれる友人や家族もいる。そんな目立たない人びとをホメてあげたい…。裏方イズ・ビューティフル。ユニークなテーマを瑞々しい手法を駆使して、聴き手を釘付けにする演出力には非凡なものがあります。インターネットとリンクした独自な作りは、21世紀へ向けての“新しいラジオ番組”として高く評価できます。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
エフエム東京
- 放送日
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2000.1.11
- 時間
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22:00~(85分)
- 作品内容
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2000年1月、リスナーからメールが届く。「Y2K、つまり2000年問題が起こらなかったのは対策を練り、防いだ人たちがいたから。陰ながら努力していた人たちがいたことを忘れないで」という内容。そこで、陰ながらいいことをしている人たちを、褒めてあげようという企画を始める。
- 出演・スタッフ
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【出演】やまだひさし【演出・制作】森田太
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
J-WAVE TRIAL「ベーカー街のコンチェルト」
- 授賞理由
- クラシック音楽は、そのバックグラウンドを知ることで、より深い感銘を受けることがあります。バイオリニスト川畠成道さんは8歳の時に視力を失いました。この作品は、彼が楽譜が見えないというハンデを両親の深い愛情に包まれながら努力と才能で克服し、国際的に活躍するまでの軌跡を感動的に描いています。彼の演奏するクラシックの名曲に乗せて、心打つエピソードの数々が紹介されるという素直な構成の、感銘深い美しい作品です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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エフエムジャパン
- 制作会社・広告主・広告会社など
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クレッシェンド・オフィス,テレコム・サウンズ
- 放送日
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1999.10.24
- 時間
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25:00~(60分)
- 作品内容
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盲目のバイオリニスト・川畠成道の軌跡を、彼の演奏する楽曲にのせ、インタビューを交えながら紹介する。8歳で視力を失った成道に、バイオリン教師の父は、「耳だけでもできることを」と、自分と同じバイオリンの道を歩ませる。
- 出演・スタッフ
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【出演】川畠成道【ナレーター】加勢大周【制作】三國游【演出】鈴木裕子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
FMシアター「スモーキング・タイム~煙の行方」
- 授賞理由
- NHK名古屋の公募で佳作入選した土肥陽子さんの脚本です。職場の上司に思いを抱く28歳の女性の心の揺れを感性豊かなセリフで描いた、女性作家ならではといえる秀作です。非常階段の喫煙所で交わされるさりげない男女の会話に作者の繊細な筆を感じます。主演の片岡礼子さんの内面に向けた自然な演技がすばらしく、音楽の使い方や効果音による情景描写もきめ細かく、ミキシングも含めてこれを丁寧にまとめた演出力を高く評価します。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
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日本放送協会(名古屋)
- 放送日
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1999.6.12
- 時間
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22:00~(50分)
- 作品内容
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立花尚子(片岡礼子)は出版社に勤めている。会社には喫煙者が尚子と高木(小木茂光)の2人しかいない。だから喫煙所は非常階段。尚子はそこで会うだけの高木に好意を抱くが、別居中の高木の妻が不治の病に倒れ、高木は会社を辞めることになった。
- 出演・スタッフ
-
【出演】片岡礼子、小木茂光、藪下貴子、たかべしげこ、川本貴浩、日比野正裕【演出】堀切園健太郎【脚本】土肥陽子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
HBCラジオドキュメント「Dr.キリコの遺言」
- 授賞理由
- インターネットは思わぬ人びとを結び付けます。たとえば、自らの死(自死)を考える人たちです。そんな中で「青酸カリ宅配事件」は起こりました。Dr.キリコなる人物が、ネットによって毒物を販売し、それを飲んだ女性が死んだのです。しかし、番組の中で1人の女性は語ります。青酸カリは、「この生きにくい時代を生きるための切り札だった」と。番組の素晴らしさは「尋常でない事件」という私たちの感覚から出発し、けれども、その根拠である自殺はいけないという私たちの倫理感を、自死を考える人たちの思いを丁寧に取材することで相対化し、改めて「この生きにくい時代」を浮き彫りにしたところにあります。説得力があります。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
北海道放送
- 放送日
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1999.5.30
- 時間
-
24:00~(30分)
- 作品内容
-
1998年暮れ、東京・杉並区の24歳の女性が服毒自殺した。毒物を送った札幌市内で学習塾の講師を務める27歳の男性も、既に青酸カリを飲んで自殺していた。彼は「ドクター・キリコ診察室」というホームページを開き、自殺願望者の相談にのっていた。Dr.キリコは、青酸カリで何を処方しようとしたのか。Dr.キリコから青酸カリを購入し、今なお手元に持ち続けているひとりの主婦が取材に応じた…。
- 出演・スタッフ
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【出演】香山リカ【ナレーター】田村英一【取材・構成】眞鍋康志
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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衛星ドラマ劇場「定年ゴジラ」
- 授賞理由
- ニュータウンを舞台に、定年を迎えた男とその家族の心情を、軽妙なタッチできめ細かく綴りました。なに気ない会話、さり気ない芝居のひとつひとつが、そこに生きる者の日常の機微を温かくとらえて、共感を呼びました。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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日本放送協会
- 放送日
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2000.2.24~3.9
- 時間
-
21:00~(90分)全6話
- 作品内容
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第2の人生を探しきれず、嘆き、怒る定年族とその家族を、ペーソスあふれるタッチで描く。37年間勤め上げた会社を定年になった山崎(長塚京三)。妻(いしだあゆみ)と娘(辺見えみり)は忙しく、誰に感謝されるでもなく定年の夜を迎えた。翌日、街で出会った藤田(秋野太作)から定年退職者の集いに誘われる。しかし、仕事が生きがいの山崎は、かつての得意先のピンチを知り、ひとり奔走する。
- 出演・スタッフ
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【出演】長塚京三、いしだあゆみ、辺見えみり、吹越満、秋野太作ほか【制作統括】大加章雄【演出】小松隆、田中健二【原作】重松清【脚本】田渕久美子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1999.4~2000.3(平成11年度) 第37回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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第14回民教協スペシャル「記者たちの水俣病」
- 授賞理由
- 取材に関わった大勢の記者たちの証言を集め、40年に及ぶ水俣病報道の全容を丹念に検証した作品。とくに報道のあり方が患者への差別を生んだり、事件の流れを変えたりしたとの指摘は鋭く、現場記者必見の番組です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
熊本放送
- 放送日
-
2000.2.11
- 時間
-
10:30~(55分)
- 作品内容
-
朝日新聞科学部記者・西村幹夫さんが水俣病事件の資料を集めなおし、年表をつくる作業を追う。その過程で、多くの記者たちの反省や批評が行われる。なかでも発行部数わずか1000部の「水俣タイムス」が、水俣病発見当時から正確な記事を掲載していたことが明らかになっていく。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】竹下景子【制作】藤井昭【企画】民間放送教育協会【プロデューサー】山本文雄【ディレクター】村上雅通【撮影・編集】浦谷英明【音声】坂口寿光
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