検索結果: 5174 件マッチしました
ページ: 328 / 518
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
吹雪け!津軽ブリザード~地吹雪ツアーに賭ける男・角田周
- 授賞理由
- 体に響いてくる激しい地吹雪、ストーブ列車の懐かしく温もりのある風景。ツアーに参加し一緒にブリザードを体験しているような、楽しい気分に引き込んでくれます。ひとつひとつの音の確かさと構成のよさに、制作者のラジオマンとしての優れた感性がうかがえます。地吹雪を地域おこしに活かした角田周氏の、苦労をいとわない情熱の強さも見事に表現されており、協力する地元スタッフの素朴なやさしさとあいまって、人間味溢れる作品です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
エフエム青森
- 放送日
-
1999.3.21
- 時間
-
19:00~(55分)
- 作品内容
-
12年目を数え、津軽の冬の風物詩として、全国的に話題を呼んでいる金木町の地吹雪体験ツアー。厄介者の地吹雪を、観光の主役に仕立て上げた逆転の発想は、地域おこしに賭ける角田周さんの熱い思いから生まれた。「都会の人々を温かく迎える人情がまだ青森にはある」と語る角田さんにスポットを当て、地吹雪ツアーの面白さを紹介する。
- 出演・スタッフ
-
【制作】小野登
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
早川一光のばんざい人間
- 授賞理由
- 京のわらじ医者として慕われる早川一光医師74歳。毎朝スタジオに集う30人以上の高齢者たちと交わされるトークには、「歳を重ねた人びと」がかもしだす知恵と人間味が溢れています。高齢者向けに徹底した話題の選び方や選曲により、高齢者だけでなく若い世代にも、今を生きる高齢者像を見事に伝えています。各局は高齢者向け番組にトライしながら失敗する中で、この番組が培った考え方を学ぶことから始めてほしいものです。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
京都放送
- 放送日
-
1998.9.26
- 時間
-
6:15~(135分)
- 作品内容
-
お年寄りも子どもたちも、一緒に高齢化社会を考えよう!異色の生ワイド番組が1987年10月にスタート。お年寄りに元気と生きる勇気、ボケ予防を訴え続けて11年。リスナーとともに模索し、地域に提案する、“高齢化社会おこし”番組を目指す。パーソナリティは74歳の早川一光医師。
- 出演・スタッフ
-
【出演】早川一光、北出真紀恵【制作・演出】長田耕
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
青春アドベンチャー「少年漂流伝」
- 授賞理由
- ラジオドラマの生命は、脚本すなわちセリフであるといわれます。そして、言葉は音声化されると同時にリズムが発生します。この「少年漂流伝」は、まさに音声によるリズムの演出が見事に効果を発揮し、聴き手を理屈抜きに楽しませてくれました。今から200年ほど未来の大阪を舞台に、主人公の子どもたちがマフィアからチンギスハーンの末裔を救出する物語。セリフを混成ボーカリーズに置き換えて見事なサウンドドラマに完成しています。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
-
1998.5.11~5.22
- 時間
-
22:45~(15分)全10回
- 作品内容
-
舞台は現在から200年ほど未来の大阪。廃墟と化した街に住み着いたタケオ(田辺泰志)、キギス(岩村吉純)、トビオ(近藤和見)、サブ(石本由美)の4人の少年たちが、中国マフィア「ブルードラゴン」に捕らわれた、モンゴルのチンギス・ハーンの末裔テムジン(春口智美)を救出するために大活躍する。
- 出演・スタッフ
-
【出演】田辺泰志、岩村吉純、近藤和見、石本由美、春口智美ほか【制作統括】小松隆一【演出】吉田努【脚本】松本雄吉【音楽】内橋和久【音響効果】野下泰之、片岡健、水谷明男【技術】直井雅哉、佐藤善次郎
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
選別される生命~出生前診断が映しだす現実
- 授賞理由
- 出生前診断は、羊水検査などで行う人工妊娠中絶より問題はないのではないかとの意見もあり、親の強い希望で始まったという診療ですが、妊婦、障害者、臨床医、カウンセラーなどの意見を的確に配列した構成は見事でした。とくに受精卵の遺伝子診断から遺伝病などの発病の恐れのない卵だけを母体に戻すという医療技術にも触れ、関心を深めます。また、遺伝病を知りながら出産した婦人の「私は産んでよかった」との力強い発言には出生前診断のあり方を考えざるを得ません。見えない部分の問題の大きさ、人の幸せとは何かについて考えさせられる作品であり、制作者の真摯な姿勢を高く評価します。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
エフエム中九州
- 放送日
-
1998.5.24
- 時間
-
20:00~(43分)
- 作品内容
-
受精卵の段階で遺伝子を調べ、遺伝病を発病する恐れがない受精卵だけを母体に戻す。この究極の発症予防ともいえる「受精卵遺伝子診断」の実施を、鹿児島大学医学部産婦人科が計画している。一方で、近年急速に普及したトリプルマーカー検査の背景には、「インフォームドコンセント」の問題が残る。「親の知る権利」という大義名分のもとに研究を進める医療現場、密室の議論を行う日本産科婦人科学会。障害者、妊婦、臨床医、カウンセラーなどの声を通して見えてくる現実は…。出生前診断をめぐる倫理問題を追う。
- 出演・スタッフ
-
【出演】安積遊歩ほか【ナレーション・制作・演出】伊井純子【ミキシング】鬼塚昭浩
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
きよしとのぼる
- 授賞理由
- 障害者が地域に根ざして生きることの重要性と困難を、きよしとのぼるの日常を通じて訴えかけます。取材者が対象によく入り込んでおり、一人称を使ったナレーションが作品に不思議なやすらぎとリズムを与えています。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
石川テレビ放送
- 放送日
-
1999.3.28
- 時間
-
15:00~(55分)
- 作品内容
-
知的ハンディを持つ松本清さん(42)と中村登さん(46)は、それぞれ仕事を持ち、地域で暮らしている。子どもの頃から施設にいた彼らが地域の中で生きるきっかけとなったのは、10年間暮らした「若人の家」だった。この家で初めて“市民”として暮らした彼らは、「若人の家」の解散後、社会の荒波に揉まれながらも、ひとりの人間として生きることが大切だと自覚し始めた…。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】きたろう【制作】宮崎龍輔【演出】赤井朱美【構成】森口豁【編集】松嶋洋明【撮影】藤井直之、村上長生、森修、河内光猛【音効】高田暢也
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
NNNドキュメント'99「特集地域医療のなかで~起きろ寝たきり老人」
- 授賞理由
- 寝たきりをなくす治療に取り組む町の開業医の日頃の精励と、起き上がることで自立心と人間の尊厳を回復する老人たちとの表現とが、低い目線で的確にとらえられていて説得力があります。介護医療の要諦の見事な例示でした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
テレビ岩手
- 放送日
-
1999.2.21
- 時間
-
24:15~(55分)
- 作品内容
-
岩手県岩手町の開業医・佐渡豊医師(54)は、寝たきりをなくすことを治療の根本にしている。病院まで通えない患者のためには、自らハンドルを握り訪問診療も行う。佐渡医師の日常を追うとともに、93歳、92歳、74歳のお年寄りが寝たきりの状態から立ち上がるまでを取材し、狭い地域だからこそできる新たな地域医療の姿を示した。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】白坂道子【制作】村田憲正【演出】遠藤隆【編集】佐藤幸一【撮影】谷藤修二【VTR】石田直行【録音】鈴木茂人【音効】高田暢也【ミキサー】小幡統
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
課外授業ようこそ先輩「微生物は超能力者だ!」
- 授賞理由
- あ、ヨーグルトだ!自分で作った喜びに生徒の顔が輝く。微生物との対話は自然のメカニズムと力を教え、子どもたちが語る夢の微生物には地球を救うロマンがあります。大人も教えられるところの多い授業でした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
NHKエンタープライズ21,東京ビデオセンター
- 放送日
-
1999.1.28
- 時間
-
22:00~(44分)
- 作品内容
-
21世紀を目前にして大人は子どもに何を伝えてゆけばいいのか。第一線で活躍する著名人が、母校で後輩と出会い、特別講義を通じて、ともに語り考える。“発酵ロマン”を信条とする発酵・醸造学の第一人者、小泉武夫東京農大教授。授業は教室でくさやを焼くことからスタート。強烈なにおいをしのぐ素晴らしさを伝える。子どもたちに微生物と「対話」させようと、甘酒やヨーグルト作りが始まる。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】石橋蓮司【プロデューサー】田島敦【制作統括】橋詰晴男、坂上達夫【演出】佐野岳士【構成】渡辺渡【取材】天野貴幸、熊上ひろみ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
筑紫哲也NEWS23スペシャル「クリントン大統領があなたと直接対話」
- 授賞理由
- 放送史に残る企画。質問には淀みなく自説を述べ、一度も下を向かずに市民に対した自信と巧みさに、世界で揉まれる米大統領とひ弱な日本政治家の差を実感させられました。筑紫哲也ならではの司会も光ります。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
東京放送
- 放送日
-
1998.11.19
- 時間
-
22:54~(96分)
- 作品内容
-
日本のメディアで初めて、アメリカ大統領が放送局のスタジオで市民たちと直接対話する。番組はノーカット、ノーCMで放送された。
- 出演・スタッフ
-
【出演】ビル・クリントン、一般視聴者200人【司会】筑紫哲也【プロデューサー】岡田之夫【ディレクター】鈴木誠司
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
スーパーニューススペシャル「徳陽譲渡未だ完了せず」
- 授賞理由
- 地域密着の力を基礎に、金融危機の処理の当事者となった銀行経営者と行員の苦悩を同時進行で描き、大蔵省の行動をも鋭くとらえました。絵にならないとされる経済問題を生々しい映像で伝えて、金融報道に光を放ちました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
仙台放送
- 放送日
-
1998.11.17
- 時間
-
19:00~(55分)
- 作品内容
-
地方銀行の経営破綻によって、地域経済にさまざまな波紋が広がる。金融ビッグバンの流れの中で、翻弄された地方銀行と行員たちの苦悩を描く。頭取の自筆メモを通して、宮城県の地銀・徳陽シティ銀行が、仙台銀行に営業譲渡されるまでの1年間を追う。また、一支店に密着し、営業譲渡の厳しい現実を映し出す。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーター】阪脩【プロデューサー】村上直【取材・構成】福原一宏【編集】畠山由美子【撮影】桜井孝夫、宇津宮康和、赤坂悟、田畑はるみ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1998.4~1999.3(平成10年度) 第36回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
スペシャルドラマ「幽婚」
- 授賞理由
- 死人と祝言を上げる中国の風習をヒントに、簡潔なセリフと演技で、日本的な大人の純愛をしっとりと描きました。舞台は四国の秘境、村人は名古屋を中心に活躍する役者で固め、地方発の新鮮さと底力を見せてくれました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
中部日本放送
- 放送日
-
1998.9.5
- 時間
-
14:00~(84分)
- 作品内容
-
「幽婚」とは、婚約中の女が死んだおり、相手の男と祝言を挙げ、一夜を共にさせてから葬送するという中国・福建省の風習である。この風習をヒントに、四国の秘境・祖谷を舞台に幻想的な物語を紡ぐ。元やくざの岩淵(役所広司)は、名古屋の霊柩運送会社の運転手。ある夜、若い男から急死した婚約者・佐和(寺島しのぶ)を、彼女の郷里、四国の黒髪村まで運ぶよう頼まれる。村にたどり着くと、ひょんなことから岩淵は「幽婚」の新郎役を務めるはめに…。
- 出演・スタッフ
-
【出演】役所広司、寺島しのぶ、板東英二、澤村藤十郎ほか【プロデューサー・演出】山本恵三【脚本】市川森一
ページ: 328 / 518