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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
本土復帰25周年記念特別番組「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス~そして核の密約は交わされた」
- 授賞理由
- 沖縄返還当時から「密約」の存在は指摘され、それを暴露したのがキッシンジャーの回想録です。密使の故若泉敬氏の交渉過程とその後の生き方を描き、「愚者の楽園」日本に対する痛烈な批判となる沖縄からの大作です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
琉球放送
- 放送日
-
1997.5.15
- 時間
-
14:00~(85分)
- 作品内容
-
「核抜き本土並み」と政府が謳った沖縄返還。しかし基地はそのまま残り、実態は「本土並み」とはほど遠いものだった。核についても、佐藤総理の密使として沖縄返還交渉にあたった若泉敬氏が、沖縄への核の再持ち込みについて、日米間で「密約」が交わされていた事実を、自著で明らかにした。なぜ若泉氏は27年間の沈黙を破ったのか?
- 出演・スタッフ
-
【出演】モートン・ハルペリン、ウォルト・ロストー、楠田實、下田武三【制作】仲村一夫【ディレクター】具志堅勝也
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
日曜スペシャル「金髪のヨハネス~ナチにさらわれた子どもたち」
- 授賞理由
- 優秀民族の子孫を残そうと、ナチが親から引き離して育てた「生命の泉」の子の心の闇。出生の秘密を探るヨハネスの過去への旅に光が射し始めます。報道されることが稀なナチの狂気を丹念な取材と緻密な構成で伝えました。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
-
1997.4.6
- 時間
-
20:00~(80分)
- 作品内容
-
「生命の泉」とは、アーリア系女性と親衛隊員の婚外交渉で“優秀”な子孫を残すためにつくった秘密組織である。敗戦とともに里親にひきとられた子どもたちは、成人した後も心に闇を抱きつづけるものが多いという。金髪のヨハネスは、ある日自分が「生命の泉」の子だったことを知る。彼もまた家族に心を開くことができない男だった。長女の自殺、次女の家出も、己の過去によるものではないか。過去へ、ヨハネスの旅にカメラが密着する。
- 出演・スタッフ
-
【朗読】加藤健一【制作統括】伊藤純【構成】七沢潔
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- 個人賞
- 受賞作品
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大山勝美森繁久彌ドラマスペシャル「おじいさんの台所」(テレビ東京)、BS日曜ドラマ「春燈」(NHK)などの演出
- 授賞理由
- 役者の個性を的確につかみだし、のびのびとした演技をさせるドラマ演出の冴えは、今年度のNHK・BSの「春燈」やテレビ東京の「おじいさんの台所」などの作品に、遺憾なく発揮されました。とくに時代や人物の細部描写を基底に、骨太な人間ドラマを描いた「春燈」の演出は、大山ドラマの一つの完成を示しています。ドラマ不振が言われる今、このベテラン演出家の精力的で質の高い仕事ぶりは、後輩たちを鼓舞することでしょう。
- 部門
-
テレビ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
元日特別企画「天城越え」
- 授賞理由
- 淀みのない展開の中に人物像を陰影豊かに描いた脚本、時代の空気を色濃くとらえた演出が出色です。役者の好演も光りました。元日の特別企画にふさわしい力作です。ことにラスト近く、警察署でかつての少年と刑事が万感の思いを込めて対峙する緊迫したシーンは絶妙でした。そして原作にはない、能登に女を訪ねるラストシーンも、温暖な伊豆の地に地獄を見、厳しい北国の地に安らぎを得た女の30年の重い歳月を語って効果的でした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
東京放送
- 制作会社・広告主・広告会社など
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霧企画
- 放送日
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1998.1.1
- 時間
-
21:00~(129分)
- 作品内容
-
家出した少年・多吉(二宮和也)は、天城山中で娼婦のハナ(田中美佐子)と出会う。連れ立って旅をする2人の前に流れ者の労働者(六平直政)が現れ…。大正15(1926)年の夏、天城山中でひとりの男が殺された。30年にわたる執念の捜査の末に、事件の真相が徐々に解き明かされていく。
- 出演・スタッフ
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【出演】田中美佐子、二宮和也、蟹江敬三、長塚京三ほか【プロデューサー・演出】大岡進【プロデューサー】北川雅一、林悦子【原作】松本清張【脚本】金子成人
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
ETV特集シリーズ「弁護士・中坊公平」(1)「すべては現場に始まる~森永ヒ素ミルク中毒事件」(2)「悪とは何か~豊田商事事件」(3)「悲惨な勝利でも良し~豊島産業廃棄物不法投棄事件」(4)「理念をもって戦え~史上最大の不良債権回収」
- 授賞理由
- やわらかく粘っこい京都弁で、自らの半生を回顧し、理念追求の情熱を語った中坊公平の温容が出色でした。司法に限らず、原理原則を尊び正義を貫くという当たり前のことがなおざりにされている昨今、静かで強靱な語り口が心に沁みます。4回のインタビュー番組が、それぞれ問題の核心を衝くドキュメントになっていたことも特筆に値します。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 放送日
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1997.10.13~10.16
- 時間
-
22:00~(44分)
- 作品内容
-
現場主義を貫き、数々の社会的大事件に関わってきた弁護士・中坊公平。彼自身がその半生を語り、司法の基本原則である「理念追求」を訴える。
- 出演・スタッフ
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【制作統括】今井彰【構成】首藤圭子、行成卓巳、中澤秀年
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
劇的紀行・深夜特急'97「西へ!ユーラシア編」
- 授賞理由
- 作家の沢木耕太郎が体験した旅を、同じルートで辿りながら、ドラマ仕立てで再現したユニークな作品です。旅の中で見せる青年期ならではの感動やときめき、焦燥感、ロマンチシズムを瑞々しく描いた青春ドラマであると同時に、ドキュメンタリーの手法で現地の人びとの体臭、喧騒、混沌、そして緊張を臨場感豊かにとらえた作品作りは、新しいドラマの形に挑戦した作り手の意気込みが感じられます。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
名古屋テレビ放送
- 制作会社・広告主・広告会社など
-
カノックス
- 放送日
-
1997.7.3
- 時間
-
20:00~(108分)
- 作品内容
-
「深夜特急」に描かれた“旅人の心”を20年後の今、ドラマとして再現。舞台は、インド~ネパール~パキスタン~イランという波瀾万丈の国々。大河や大平原や砂漠という自然の中で、人々は祈りながら暮らしている。そしてそこは、背中合わせに銃口が向けられている危険地帯。大沢たかおは、それらの国をひた走る。20年前に沢木耕太郎氏が通った道筋を辿り“旅人のこころ”を極限まで追い求めて…。
- 出演・スタッフ
-
【出演】大沢たかお【プロデューサー】松本国昭、松島俊輔、猪原達三、水口みゆき【企画・構成】源高志【演出】小野鉄二郎【原作】沢木耕太郎【脚本】水谷龍二
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
NHKスペシャル「家族の肖像~激動を生きぬく」シリーズ
- 授賞理由
- 家族は社会の細胞です。北アイルランドにはIRAに追われるスパイの家族が震えおののく姿がありました。大国の代理戦争を強いられたグアテマラ、平和が訪れたはずの社会で、理想に燃えて闘った兵士を迎えたのは無残に断たれた家族の絆でした。繁栄を続けるアメリカ社会の影、南北分断、ベトナム、民族浄化という名の虐殺、一つの家族がなす術もなく離散し破壊されます。時代に翻弄されるその細胞を、綿密な取材という顕微鏡で覗き、拡大して、肉眼では見えない現代社会の嘘、歪みを明るみに晒しました。誰もが切実な思いを抱く“家族”の姿に照準を合わせた着眼の鋭さ。よくぞ探し、よくぞ取材。努力が実ったシリーズでした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本放送協会
- 制作会社・広告主・広告会社など
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NHKエンタープライズ21,ドキュメンタリージャパン
- 放送日
-
1997.4.27~1998.3.29
- 時間
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21:00~(49分) (1)「22年目の歌声~祖国ベトナムを離れて」1997.4.27 (2)「ガンディーの灯火を掲げて」1997.5.25 (3)「虐殺の村を逃れて~ボスニア」1997.6.29 (4)「復活の鐘が鳴る時~ロシア」1997.7.27 (5)「兵士たちの帰宅~グアテマラ」1997.9.28 (6)「密告母と息子の北アイルランド」1997.11.2 (7)「国境を越えた尋ね人~中国・朝鮮族自治州」1997.11.30 (8)「摩天楼の夢ニューヨーク新移民物語」1997.12.21 (9)「グッチ家・失われたブランド」1998.1.25 (10)「平和への遺言~中東・ラビン家の人々」1998.3.1 (11)「兄弟・二つの旅路」1998.3.29
- 作品内容
-
21世紀を前にした混沌の中で、時代と格闘しながら生きる11の家族を追う大型シリーズ。
- 出演・スタッフ
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【制作統括】日野原直明、井上隆史、林新【共同制作】広瀬凉二、坂上香、久保田直【構成】山元修治、塩田純、角英夫、中村雅人、矢部裕一、堅達京子
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- 放送批評懇談会35周年記念城戸又一賞
- 賞の説明
- ジャーナリズム研究において卓越した業績をあげた城戸又一は、1972年から放送批評懇談会理事長を務めました。その研究成果は、草創期のテレビ報道に多大なる影響を与えています。昨年他界した氏の業績を記念して、その名を冠した賞を設け、テレビ・ジャーナリズムにおいて功績をあげた個人に贈ります。
- 受賞作品
-
田原総一朗「朝まで生テレビ」「サンデープロジェクト」(テレビ朝日)等テレビジャーナリズムの追求に対して
- 授賞理由
- 東京12チャンネル「ドキュメンタリー青春」で若者たちの生きざまに鋭く迫り、局を離れてからは「朝まで生テレビ!」の白熱する討論を通じて天皇制や差別問題などテレビのタブーに果敢に挑戦、また「サンデープロジェクト」では政治家など事件の当事者を直接問い質す手法でテレビ報道に新風を吹き込みました。「生」にこだわり、テレビを真剣勝負の場として、視聴者に見せるテレビ・ジャーナリズムを追求し続けたことをたたえます。
- 部門
-
その他
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- ギャラクシー賞35周年記念賞
- 賞の説明
- 1963年に誕生したギャラクシー賞は、第35回という節目の年を迎えました。これを記念して、ギャラクシー賞35周年記念賞を設けることにしました。選考の基準を「将来につながる功績」に置いて、テレビ部門とラジオ部門の団体に、この賞を贈ります。
- 受賞作品
-
エフエムわぃわぃ
- 授賞理由
- 「エフエムわぃわぃ」は、阪神大震災下、地域に住む外国人に必要な情報を提供しようというところから生まれました。リスナーの必要性に応えることは、しかし、聴取率に引っ張られることではありません。番組の送り手としての姿勢をはっきりと持っていればこそ、同局のような、聴取者との生き生きとした関係を続けることが可能なのでしょう。同局は、改めて私たちに放送の原点を意識させました。その放送の姿勢を高く評価します。
- 部門
-
ラジオその他
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 1997.4~1998.3(平成9年度) 第35回
- 賞名
- ギャラクシー賞35周年記念賞
- 賞の説明
- 1963年に誕生したギャラクシー賞は、第35回という節目の年を迎えました。これを記念して、ギャラクシー賞35周年記念賞を設けることにしました。選考の基準を「将来につながる功績」に置いて、テレビ部門とラジオ部門の団体に、この賞を贈ります。
- 受賞作品
-
琉球放送
- 授賞理由
- 沖縄は、激戦の島、基地の島、琉球文化の花咲く島です。軍政下に開局して以来、貴局は沖縄を発信し続けました。「遅すぎた聖断」に始まる連作は「復帰に賭けた二人」をへて「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」に結実、日米の琉球処分に迫りました。節目には多角的なテーマで沖縄を伝える長時間特集を週間通しで編成、一部はキー局から全国に、世界に発信しています。その継続的な活動は、地域に根ざす放送局の在るべき姿を示すものです。
- 部門
-
テレビその他
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