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【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 優秀賞
- 受賞作品
-
報道スペシャル「夢叶う日まで〜割りばし事故は問いかける」
- 授賞理由
- 8年前、4歳の男の子がのどに割りばしを刺し、死亡した事故で、治療した医師が無罪になった医療裁判を追った作品。母親の訴えを中心に、救急医療の実態や病院側の体制など深く取材し、事故が問いかけた教訓を検証しています。母親は判決に納得せず、控訴していますが、取材者はその後の病院側の改善策や、一家の子どもに対する無念の思いを丹念に追い、深みのあるドキュメンタリーに仕上げました。その熱意に脱帽です。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
ニッポン放送
- 放送日
-
2006.5.25
- 時間
-
28:00〜(60分)
- 作品内容
-
1999年7月、東京で4歳の男の子が転んだ拍子に割りばしがのどに刺さり、死亡した。診察した杏林大学病院の当直医は十分な治療を怠ったとして業務上過失致死罪に問われたが、2006年3月、東京地裁は無罪判決を言い渡した。救命は困難だったという理由だが、医師の判断ミスという過失は認め、裁判長は、反省を促す異例の付言で医師を諭した。男の子の母、杉野文栄さん(49)は、都立高校の教師をしながら裁判を傍聴し続けた。「医師や病院からは謝罪の言葉がない」。判決内容に苦しむ家族と、過失そのものもなかったとする医師側。杉野さん、医師側の弁護士ら関係者、さらに専門家らのインタビューを通じ、事故から裁判までの流れ、診察の適否、救急医療のあり方など、この事故が投げかけた教訓を検証していく。
- 出演・スタッフ
-
【出演】上柳昌彦【プロデューサー・ディレクター】森田耕次【構成】桜林美佐
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 大賞
- 受賞作品
-
「特集1179」〜談合・その根深さを探る
- 授賞理由
- 談合は汚職事件と同じように取材しにくい“密室犯罪”ですが、その実態にラジオがここまで迫ったことは驚きです。とくに実際の談合の現場にマイクがひそかに入ったり、談合の仕切り役や、官製談合を体験してきた官僚OBを登場させ、談合の生々しい実態にまで入り込んだそのチャレンジ精神に感服しました。まさにラジオドキュメンタリーの金字塔を打ち立てたといっても過言ではありません。この特集1179は、その他にもJR福知山線事故にみる企業の問題体質や、阪神の今岡誠選手の活躍を追った傑作ドキュメントなどを次つぎと放っており、ラジオドキュメント活性化に大きな刺激を与えており、その点でも高く評価されます。
- 部門
-
ラジオ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
-
2007.2.17
- 時間
-
20:00~(59分)
- 作品内容
-
入札で業者が口裏を合わせて高値で落札するーー。談合は、それだけの単純なものではない。背後には、政治家や官僚が私利私欲にうごめく姿も見られる。そうした知事や高級官僚が次つぎに逮捕され、談合は大きな転機を迎えているように見える一方で、それでもなくならない根深さもはらむ。番組は、談合の現場を捉えた取材や、談合の仕切り役の証言で、その仕組みを明らかにする。そして、長野県で談合をなくす施策を推し進めた弁護士は、談合と闘った日々を振り返り、談合撲滅の可能性を探る。
- 出演・スタッフ
-
【出演】馬野雅行、古川圭子、高山光雄【構成・演出】森崎俊雄【制作】大谷邦郎
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- マイベストTV賞グランプリ
- 受賞作品
-
土曜ドラマ「ハゲタカ」
- 授賞理由
- 視聴者の評価、満足や感動の気持ちを形にしたマイベストTV賞。「行間を読ませ、緊張を持続させる手法が新鮮」「単なる経済ドラマではなく、登場人物の心情が表現され、考える余韻を残した」「俳優の眼差しで見せる演技がすばらしい」「NHKの快作。社会派ドラマでこれだけのエンタテインメントを作り上げたスタッフとキャストに拍手」などの賛辞が次つぎに寄せられました。“率”より“質”を求める視聴者を納得させた今年一番のドラマです。
- 部門
-
その他
- 放送局
-
日本放送協会
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 個人賞
- 受賞作品
-
篠原涼子「アンフェア the special コード・ブレーキング—暗号解読」(関西テレビ)「花嫁は厄年ッ!」(TBS)「ハケンの品格」(日本テレビ)の演技
- 授賞理由
- クールな女刑事、スーパー派遣OL、崖っぷち女。個性の強い役柄を巧みな演技で魅力的なキャラクターとし、出演作を輝かせました。とくに「ハケンの品格」の大前春子役では、感情を抑えた演技に徹しながらも、視聴者に強烈な印象を与えました。そのナチュラルな仕草や台詞づかいには定評があり、同性からの支持は圧倒的です。時代を象徴する女優として、今後ますますの活躍が期待されます。
- 部門
-
テレビ
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 特別賞
- 受賞作品
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「Dr.コトー診療所」シリーズ(フジテレビ) 制作チーム
- 授賞理由
- 南の島の小さな診療所を舞台に、Dr.コトーと島民の交流を描いたドラマは、生きることの難しさと、かすかな希望を感じさせました。原作の精神を生かしながら新たに人間性あふれる物語を作り出した脚本、奥行きのあるカット割りで登場人物の人間関係まで描き出した演出と撮影は見事。そして誰もが主役といってもいいほど俳優たちの演技はリアリティにあふれていました。制作陣のチームワークを感じさせ、続編を待ち遠しく思います。
- 部門
-
テレビ
- 放送日
-
「 Dr.コトー診療所」2003.7.3〜9.11 「 Dr.コトー診療所2004」2004.11.12,11.13 「 Dr.コトー診療所 2006」2006.10.12〜12.21
- 時間
-
「 Dr.コトー診療所」22:00〜(54分、初回84分、最終回69分)全11回 「 Dr.コトー診療所2004」21:00〜(前編112分、後編144分)全2回 「 Dr.コトー診療所 2006」22:00〜(54分、初回・最終回84分)全11回
- 作品内容
-
南海に浮かぶ小さな島、志木那島。自ら望んで医者のいない島へやってきた青年医師・コトーこと五島健助(吉岡秀隆)と島の人々とのふれあいや命の輝きを、離島医療の現状を織り込みながら描いたヒューマンドラマシリーズ。
- 出演・スタッフ
-
【原作】山田貴敏【脚本】吉田紀子【プロデューサー・演出】中江功【プロデューサー】増本淳、塚田洋子【撮影】星谷健司【出演】吉岡秀隆、柴咲コウ、小林薫、時任三郎、筧利夫、蒼井優、泉谷しげるほか
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
KNBふるさとスペシャル「1枚の写真が…〜泊事件65年目の証言」
- 授賞理由
- 戦時中最大の言論弾圧「横浜事件」の全容を、地元ででっち上げられた「泊事件」の検証をもとに解明した労作です。観念先行でなく、「ふるさと再発見」の地域に根差した視点もよく、不安な時流への警鐘役も果たします。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
北日本放送
- 放送日
-
2007.2.25
- 時間
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16:00〜(55分)
- 作品内容
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戦時中の日本で最大の言論弾圧事件といわれる「横浜事件」は、なぜ、どのようにして起きたのか。事件の発端となった富山県朝日町(旧・泊町)で撮影された1枚の写真から冤罪が作り上げられた「泊事件」の謎と真実。65年前の事件を映像で解明する。富山県朝日町(旧・泊町)出身の社会評論家・細川嘉六が昭和17年に開いた出版記念の宴会が、当時の治安維持法違反容疑となり、戦後、招待者全員が執行猶予付きの有罪判決を受けた。細川嘉六とはどんな人物だったのか、今は亡き被告が証言する特高警察官が行った拷問の実態とは。今も裁判に臨む遺族の姿勢に対し、司法の壁が立ちはだかる。特高警察のずさんな捜査と、でっち上げの構図が明らかになる。
- 出演・スタッフ
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【ナレーター】伊藤惣一【プロデューサー・ディレクター】金沢敏子【撮影】堀裕香子、有沢淳一、濱谷一郎【音声】村井一弘、杉本視、佐村宏貴【ミキサー】斉藤健二【音響効果】尾澤道春【編集】中本頌一
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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ぼくらは牛飼い〜農高生7人のゆめ
- 授賞理由
- 島原農業高校の部活「畜産部」で牛飼い技能の習得に励む7人の若者の取り組みを活写しています。酪農危機の今心強い後継者ですが、なによりも青春の夢とひたむきさが快く、映像の面白さも含めた説得力が見事です。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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長崎放送
- 放送日
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2007.2.17
- 時間
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14:00〜(60分)
- 作品内容
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長崎県立島原農業高校。ここには畜産部という部活動がある。部員は現在7人。将来牛飼いになることを目指している。牛乳の消費が激減し、年間2000戸の酪農家が廃業するなか、酪農家の親を持つ彼らにとっては、何よりもかっこいいと思える仕事なのだ。 毎年秋、学校では牛の美人コンテストである「共進会」が行われる。コンテストに向けた部の活動、牛飼いの現状、夢に向かう高校生たちの姿を追った。
- 出演・スタッフ
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【ナレーション】常田富士男【プロデューサー】大田壽満夫【ディレクター】古川恵子【撮影・編集】加藤宏幸【撮影】今村敏和【タイトル】蒲地裕【MA】光山耕二
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
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約束〜日本一のダムが奪うもの
- 授賞理由
- 反対を押しきり建設、貯水が始まった徳山ダム。村民は水没と引き換えに道路建設の「補償協定」を結びます。しかし町村合併で徳山村は廃村、協定は反古にされます。長期取材で町村合併と公共工事の闇を撃つ秀作です。
- 部門
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テレビ
- 放送局
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東海テレビ放送
- 放送日
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2007.2.17
- 時間
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13:30〜(55分)
- 作品内容
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2006年9月、岐阜県揖斐川町で徳山ダムの本体が完成し、貯水を始めた。浜名湖2個分という、日本一の貯水量を誇る。構想から半世紀。発電、利水、治水と建設目的は変化したが、ダム不要論を押し切って建設が推進された。しかし、低成長による水余り、発電形態の移り変わりなどから、洪水対策以外の設備はまったくできていない。20年前、このダム計画により丸ごと廃村になった徳山村には、それまで1300人が暮らしていた。移転を余儀なくされた村人たちは、巨大ダムの完成を見て、何を思い、感じているのか。廃村の際、水資源開発公団(現・水資源機構)は、ふるさとを水没させる代償として、水没しない山々に道路を建設する「公共補償協定」を交わした。しかし6年前、合併先の隣村の意向として約束は反古にされた。20年前に村の代表として交渉に当たった村最後の総務課長は怒りを隠しきれない。番組は、かつての村で沈まずに残った地域に再び住み始めた旧村民を追う。
- 出演・スタッフ
-
【ナレーション】小西美帆【ディレクター・プロデューサー】阿武野勝彦【取材】鈴木祐司【撮影】塩屋久夫【編集】山本哲二【題字】山本史鳳【車輛】田上智【TK】河合舞【VE】川田隆志【効果】森哲弘
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
14才の母
- 授賞理由
- 中学生の妊娠を、話題性だけでなく、自分の生き方を深くみつめる真摯な少女のドラマに昇華させた脚本が見事です。「世の中は、人と違ったことをする人間には信じられぬほど冷たい」のせりふは鮮やかな社会批評でした。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
日本テレビ放送網
- 放送日
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2006.10.11~12.20
- 時間
-
22:00~(54分、初回69分、最終回74分)全11回
- 作品内容
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名門私立の女子中高一貫校に通う中学2年生の一ノ瀬未希(志田未来)は、ファミレスでパートをしている母・加奈子(田中美佐子)、住宅販売会社に勤務する父・忠彦(生瀬勝久)、小学生の弟・健太(小清水一揮)の4人家族。ごく普通の家庭に生まれ、ごく普通に育った未希が、1歳年上の塾仲間の桐野智志(三浦春馬)と結ばれて妊娠する。妊娠を知った父母ら周囲の人間は、未希の将来を考えて、出産に猛反対する。しかし、わが子をお腹に宿した少女は、中絶するか出産するか悩む。14歳という若さで出産を決意した少女の心の軌跡とは。少女の妊娠を知った時の、両親、親戚、友達、教師たち、産婦人科医、そして、お腹の子の父親である少年、その母親らの反応とは。初恋のような恋愛から14歳という若さで妊娠した主人公の姿を通し、親子愛、友情、男女の愛など、主人公を中心にいろいろな愛を謳い上げ、かけがえのない命の尊さを訴える。
- 出演・スタッフ
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【出演】志田未来、田中美佐子、生瀬勝久、三浦春馬、室井滋、北村一輝、山口紗弥加、河本準一、谷村美月、北乃きい、高畑淳子ほか【脚本】井上由美子【プロデューサー】村瀬健、浅井千瑞【演出】佐藤東弥、佐久間紀佳、山下学美【音楽】沢田完、髙見優【TD】遠藤文章【撮影】長嶋秀文、市川正明【音声】秋川芳広【編集】島田明徳【照明】角田信稔【VE】弓削聡【VTR】高田彰彦【TM】古川誠一【TP】望月達史【LP】山本知浩【美術】小池寛【美術進行】高本重因【装飾】星田和昭【装置】迫田耕平【特効】井川耕史【造園】井上重行【建具・硝子】山口真穂【電飾】北川利彦【生花】笠松信之【美術工房】菊池眞純【持道具】波多野弘明【衣装】山崎佳克【スタイリスト】小松さくら、鈴木智子【ヘアメイク】青木千枝子、福島久美子【MA】山崎茂巳【CG】近藤望【音響効果】谷口広紀【音楽プロデューサー】志田博英【助監督】西岡健太郎【制作担当】日比崇裕【制作主任】伊藤宏、大蔵穣【記録】山縣有希子【プロデューサー補】河野多希代、山本喜彦
【作品詳細】
- 選考対象期間(年度)
- 2006.4~2007.3(平成18年度) 第44回
- 賞名
- 選奨
- 受賞作品
-
VOICEスペシャル「今、問われる 部落解放運動」
- 授賞理由
- 大きな岐路に立つ部落解放運動。番組は、同和行政と解放運動の歪みを地道な継続取材によって鮮やかに描いています。また差別助長につながりやすい安易な告発に陥らずに、解放運動再生の動きも伝えた構成は見事です。
- 部門
-
テレビ
- 放送局
-
毎日放送
- 放送日
-
2006.10.22
- 時間
-
14:54~(66分)
- 作品内容
-
奈良市役所の正面に堂々と停められた高級外車。車の持ち主は、市の清掃事務所に勤める職員で、本来の仕事場へはここ10年ほど姿を見せていないという。部落解放同盟の支部長も務めるこの職員は、市の病気休職制度を利用していたーー。奈良市における病休職員問題の独自取材を中心に、本来、崇高な理念で始まった部落解放運動が一部の幹部によって歪められている側面を調査報道によって指摘していく。同和行政とは何だったのか。今日の部落解放運動の問題点と、今後の運動再生への取り組みを紹介していく。
- 出演・スタッフ
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【プロデューサー】高山裕之【ディレクター】東田尚巳、松下宗生
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